生意気な部下は高級デリヘル嬢 年功序列を叩き込む執拗粘着ピストン調教 天使もえ レビュー

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日々、生意気な部下にいびられている俺…。仕事で終電を逃しホテルに泊まることに。癒しを求めてデリヘルを呼ぶと生意気な部下がデリバリーされてきた。「会社にはデリヘルのこと、言わないで下さい」弱みを握った俺は当然好き放題させてもらった。当たり前の本番行為、会社での強要セックス。拒まれても関係ない。弱みを握らせた君が悪いんだから。日頃の恨みを晴らす年功序列ピストンで生意気女部下を調教してやった。

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よりドラマらしく、よりギャップを強く

抑えたトーンの演技のもえちゃんに存在感のある男優さんを配置し、直接的な感情表現や状況説明のセリフをなるべく省くことで、よりドラマのような味わいに。

感情を読み取らせない普段のふるまいと感じ方のギャップが良い。そしてラストのパートで吹き上がるもえちゃんのエロスがとても魅力的です。

仕事がいまいちな中年男がデリヘルを読んだらいつも職場で怒られている年下の同僚もえちゃんで・・・というストーリー。

◎お互いを認識するが、それはそれでさっそくプレイをはじめましょうでヘルスプレイ

◎ふたたび呼ばれてさんざん攻められ本番させられてしまう

◎職場で残業を求められふたりきりに。その場でプレイを要求されセックス

◎短時間で呼ばれ、攻めだけで挿入せずに終わる

◎もえちゃんの方から一緒に残業を申し出て、男に求めてセックス

という構成。

ばらされるのを恐れてもえちゃんが男の要求に従いながら、最後はもえちゃんが求めるようになって、という王道のわかりやすい展開です。

男のキャラ設定が絶妙です

たまたまデリヘル呼んだら会社の部下だったというテーマはよく使われるテーマ。多くの場合、上司は嫌われパワハラ野郎だったり逆にキモくて弱くていじめられている上司だったりするのがセオリーですが、田渕氏扮する今回の上司は一味違う面白いキャラを持ってきました。

仕事はいまいちでうだつが上がらない中年男だけど、見た目は悪くなく性格も穏やかそうでとりあえず無害なので、お荷物扱いされるほど嫌われてはいないという絶妙なポジション。そしてわずかな楽しみがデリヘルを呼ぶことをというのもさえない感じを際立たせます。キモ上司や嫌われ上司より、まわりにいそうな人物像です。

一方で、もえちゃんを呼んでからの行動は一見無害そうなんだけど面倒な客というのがまたあるあるな感じで面白いです。

アブノーマルだったり暴力的だったりはしないんだけど、やたら全身舐めたがるどころか首から上も舐めたり触ったりしたがる。ベロキスをしたがる。「きょうは俺はいいんだ」と謎のアピールをしつつひたすら時間一杯女の子を攻める。そして結局は本番を求める。

飄々として物腰が柔らかい分、行動だけ見たときの厄介ぶりに「良く観察しているなあ」と感心しました。

これは制作陣のディレクションなのか田渕氏のアイデアなのかはわかりませんが、AVのために設定した役柄以上の絶妙なリアリティを作り上げたと思います。

そんな彼がもえちゃんがデリヘル勤務ということを知って粘着していくわけですが、わかりやすく「バレてもいいのか。げへへ」的な感じで脅したりはしません。さらに上の上司にいま通っている店の話をもえちゃんにも聞こえるようにして慌てさせることで、言外に秘密を握っていることを強調していうことを聞かせていきます。この言外になんとなくというのが職場トークっぽくて好きです。

そしていよいよ本番を強要するときも「天使さんはお店に黙っといて。私は会社に黙っておくから。持ちつ持たれつで」とやることは強引なのに元々の質なのか見栄で取り繕っているのかできるだけ丁寧な言い回しをしていきます。とはいえ脅しなのですが。

淡々と、抑え目に

対する主役のもえちゃんは、今回はとても抑えめです。地味な企業のかわいらしいけど地味な社員といった佇まい。「生意気な部下」といっても、冴えない上司に感情薄めに淡々とダメだしする感じ。年上はイライラするでしょうが、面と向かって罵倒しまくるでもありません。

そしてデリヘル嬢としてのもえちゃんも抑え目。上司の田渕氏と出会ってしまっても、激しく動揺したり嫌がったりはせず、プロとして淡々と済ませようという態度を示します。

バレた後の職場も、田渕氏のほのめかしに少し慌てるそぶりは見せるもののなんとか冷静に対処して、変わったところをみせません。自分の状況も、感情もほぼ説明するセリフはないので、とても謎の多いキャラクターです。

派手であれ清楚であれ生意気であれ優しくであれ、昼間はあんな感じの子が夜は風俗嬢、というギャップで展開するのがAVのなんとなくセオリーと感じていますが、今回のもえちゃんの場合はそういうギャップも感じさせない。強いて言えば普通の子が普通の感じで風俗している感じ。でもそこにやはり絶妙なリアリティを感じました。

昼夜の割合は確かにさだかではないけど昼職オフィスで事務職やってますとかショップで店員してますという子がざらにいるご時世を考えると、この秘密感はあるけど闇感や裏感がない感じ(それは男側も含めて)がいまの時代っぽいなあと感じた次第です。

こういう冷静で淡々した態度のもえちゃん。嫌がりながらも仕事として黙々と男を相手するかと思いきや、チャプター2のふたたび男に呼ばれてプレイを始めるパートで、男に攻められると激しく感じ始めます。これにはちょっとびっくりしました。

ギャップのインパクト

予想では、いやがるか無感から始まって徐々にかなと思っていたのですが、ほぼ最初からトップギアの感じ方。これでは男のテンションもあがるというものです。デリヘル嬢のもえちゃんですから、日々、少なくとも複数人の男を相手にしているはず。男が思わず心配する通り、こんなに激しく感じていては体がもたないでしょう。

となると、この男がたまたま相性が良いのでしょうか、それとも相当のテクニックの持ち主なのでしょうか。いややはり誰が触れても敏感な体質なのでしょうか。そのあたりがはっきりすることはありませんでしたが、無表情無感動のもえちゃんが攻めるととたんにかわいい声で感じまくりイキまくるのはギャップの驚きで興奮します。

バックが素晴らしいです

この感じ方、男が強引に挿入した後さらにギアが上がっていきます。普段隠されていたエロスが引き出されるかのような感じっぷりと良く仕上がったきれいな体がとても魅力的です。

特におすすめはバック。後ろから突かれるお尻がいつもながらとても奇麗。そして感じすぎて自分からお尻をペニスに打ち付けてガクガクと震えながらイクシーンや両腕を後ろからつかまれ身体を引き起こされた状態で後ろから激しく突かれるシーンは、かわいい喘ぎ声と美しい体のコンボに加えて男の手中でコントロールしている感覚、征服感のようなものが感じられてとても良かったです。

さらに言えばこのあとの背面騎乗の位置からもえちゃんの体を仰向けに倒して下から突き上げるのも、きれいな体のラインがあらわになってそそりました。

屈指の名シーンかもしれません

このあと、職場で犯されたり、ホテルに呼ばれてまた感じさせれたけど短い時間で寸止めされたりと男のいうなりになってしまうもえちゃんですが、乱れたあとでも、相変わらず職場ではクール。しかし微妙に考え事をしているような様子もうかがえ、ちょっとずつ様子が変化していきます。

そして最終パートにきて新たな展開を迎えます。ここが最大の見どころといえます。特に最終パートの導入は、屈指の名シーンといってもいいと思います。

いつものように男のミスを咎め、今日中に解決するよう求めるもえちゃん。しかし、私も手伝うともえちゃんのほうからふたりでの残業を提案します。

シーンが切り替わり、もえちゃんのもとに男がやってきます。向き合った時のもえちゃんの表情はこれまでとは全く違う艶めいた潤んだ表情になっています。これまでずっとみてきた風俗嬢としての表情とも、会社での仕事の表情とも違う、女としての表情。最終盤に来てのこの明確な変化はインパクトがあるともにとても色っぽくて感動しました。

ストーリー上の意味合いで言えば、嫌だったが仕方なく男の責めに応じているうちに段々自分のほうが求めるようになって、なのですがそれをいちいち説明するようなことはしません。セリフで示すこともしません。しかし明確に伝わってきます。もえちゃんの目線や表情だけにそのメッセージを委ね、それにしっかりと答えたすばらしい演技です。

対する男はそれを見て自分の手中に落ちたことは確認しているはずです。しかしこちらも余計なことはしゃべりません。「すごい積極的。どうしたの?」とだけ短く聞いてもえちゃんの行動にあわせていきます。

あれほど嫌がっていたキスを自分から仕掛けて舌を絡めていくもえちゃん。そして手を男と絡める。絡めた手を口元に寄せて男を指をしゃぶるように舐めていく。その指を残したまままた舌を絡めていく。そしてキスしたまま示し合わせたように同時に服を脱いでいく。そして体を舐めていくもえちゃん。「触ってほしいです」とひとこと。「こうかい?」「もっといろんなところ」と求めていきます。

ここから最後の絡みに突入していきますが、とても自然なふたりのテンションの高まりともえちゃんの美しさにハッとさせられるシーンです。映画のワンシーンのような美しさもありつつしっかりと作品としてエロい。いままで抑えてきていたものが一気に噴き出たようなカタルシスのようなものがありました。

最後の絡み、おすすめ7選

その中でも特に印象に残ったおすすめポイントを7つ挙げます。

おすすめ①膝立ちフェラ

2時間5分ごろからのフェラ。いままでのお仕事モードのフェラとのギャップがそそります。膝をついて上目づかいで下から上になめ上げるようなねっとりとしたフェラ。そのあとに男の体を上に登るように舌を這わせていって、最後、男と舌を絡めていくのがたまりません。一度でなく繰り返すのも満足感が高いです。

おすすめ②シックスナインフェラ

2時間8分ごろのシックスナインでのフェラもデリヘルお仕事モードからの対比で、本当にしたくてしているフェラの表現として良いです。がっつりと音をたてて何度も玉に吸い付き竿を含んで上下させていく。汁気も十分です。

おすすめ③自ら挿入

これまでの態度の対比として明確に打ち出されるのが自分から挿入を求める2時間9分ごろ、我慢できない感じで繋がるのがこちらも我慢できない気持ちになりますし、そのままキスしていくところもすっかり堕ちた感じがあります。

おすすめ④変形バック

次におすすめとしてあげたいのは2時間17分の変形バック。お互いの股をクロスする感じでバックからつながり、男のほうが上から打ち付ける感じでピストンしていく。そのピストンを受けるもえちゃんがひりひりするような気持ちよがり方。いわば男がマウントを取った状態でもえちゃんをいいように突き刺すのが征服感があります。

おすすめ⑤正常位とキス 

2時間18分ごろ。正常位で突かれるもえちゃんが、男を肩をぎゅっと抱き、脚もぎゅっと男の脚に絡めようとするのがかわいらしくて良い。その態勢のまま長い時間ベロキスを交わすのもたまりません。

全体を見せてくれたことでトータルのシチュエーションで大興奮でしたが、欲を言えばアップで見たかった!ここがアップで見られたら個人的にはベストシーン確定でした。

おすすめ⑥ぴちゃぴちゃバック

2時間23分ごろ。さんざんペニスでもクンニでも手でもイかされて、もういちどバックで攻められるもえちゃん。すっかり濡れ切っているため、バックで突くたびにぴちゃぴちゃと音がします。これがとてつもなくどエロい。これまでのバックのシーンでは聞こえなかった音ですからここも今までとはもえちゃんのモードが違うということがはっきりわかるギャップとして機能していました。

おすすめ⑦入れるだけで

最後のおすすめは2時間27分ごろ。最後に正常位で繋がるもえちゃんですが、男が挿入しただけで激しく感じます。男が動かさないでいてもガクガクと快感に震えはじめ、最後は自分で動かし始め、快楽に没頭します。すっかり気持ちよさに浸りきって、それしか見えない頭と身体になってしまったようでとても興奮しました。

次第に…の変化の付け方の変化が良いです

攻められるうちに気持ちよくなって忘れられなくなってという基本線は守りつつ「気持ちよくなって」の部分を攻められた瞬間からめちゃめちゃ感じてるという展開にしたのがとてもインパクトがあって良かったです。

男がすごいテクニックの持ち主とかたまたま相性があってとかもともと敏感体質でとか、理由はいろいろつけられるところを、あまりそこには前振りも後付けもなく進行したこともよりそのインパクトが強めたと思います。

また、身体は最初から出来上がっているけど態度は変わらずクールで男に何をいわれても淡々としている状況が続いて、最後に一気に気持ちを男に寄せ欲望を解放していき体のほうをもう一段燃え上がらせていくというのも仕掛けとしてよかったと思います。

上司が調教…?表と裏

タイトルでは「上司が調教」という方向性になっているので、男がもえちゃんの弱みを握り感じやすく快楽に弱い性質を探り当て自分の思い通りにする、という受け取り方が素直なのだともいます。しかし全体の印象からは自分の気持ちいいところを的確に刺激してくれることを確認し、その男に自らゆだねていく、というもえちゃんの欲望の解放のありようの表現として受け取りました。

その大きな決め手はラストカット。上司が男とまたもデリヘルの話をしようとしますが、男はお気に入りがやめてしまったと告げます。そして男はもえちゃんに向かって残業をお願いします。

いつも通りクールで不機嫌そうにしながら了承するもえちゃん。しかし最後、口の端をわずかに引き上げてかすかな笑みを浮かべたところで終了します。

喜びとか嬉しさとかではなく、してやったりというか自分の思い通りになった時に浮かべるような笑みと映り、そのように解釈しました。少なくとも「調教」されて男の思い通りになった子が浮かべる笑みではないと思います。

男はもえちゃんを手中に収めたと思っているでしょう。もえちゃんはどうでしょうか、男の思い通りに調教された服従の笑みでしょうか。それとも自分に十分に快楽を与えてくれる都合のいい存在を見つけたと思っているでしょうか。答えが語られることはありません。

どちらが答えでもこれまでの絡み自体のクオリティに影響を与えることはありません。しかし、この笑みをどう感じるかで読後感も、さかのぼってそれぞれのプレイや流れの意味合いも変わってくると思います。

最後のラストカットが明確な指示なのか、もえちゃんにゆだねられたのか、それとも相談の上かはわかりません。でも、いろんな解釈ができる微かな笑みの表現の繊細はラストまでしっかり意味を持たせようという丁寧さが伝わってきてとても好感を持ちました。

「むっつりスケベ」を久々に

繰り返しになりますが、存在感のある田淵氏を起用し、もえちゃんがドラマパートでは一歩引いた抑えたキャラを演じることで、どちらが優位になるということなく男女の比重がイーブンに見えてよりドラマ感が増して状況に感情移入できました。

そして田渕氏が状況をリードしつつも飄々とした雰囲気で演じることで、悪目立ちすることなく上手にもえちゃんを引き立てていて目線がぶれることなく楽しむことができました。

作品の魅力の大半は女優さんの魅力と演技力に負い、それを引き出す脚本と演出だと考えていますが、もう一段、これはという作品に仕上げるためのラストピースはやはり男優さんだと改めて感じました。女優さんに比べたら圧倒的に数が少ないという男優さんですが、いかに総合力の高い男優さんを発掘・起用していくかは、ますます求められるんじゃないかと思います。

それはさておき、強いエロスと欲望を内に秘めた女性が、次第にそれを解放していくという「むっつりスケベ」は実はもえちゃんの引き出しに昔から入っている得意技。それが久しぶりに鮮烈な形で現れた作品です。きれいに仕上がった体とともに、ぜひ微妙な表情の変化やクールな時と乱れるときのギャップから生まれるエロスを楽しんでほしいと思います。

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