都合のいい女を連れまわし徘徊調教。どんなチ●ポも欲しがるメスへと育成させてやった。 天使もえ レビュー

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羞恥と快感に悶える姿がたまりません

好きな男の命令でもえちゃんが別の男に淫らなことをさせられるという羞恥とでも気持ちいという快感に悶える姿がとても妖艶。嫌われたくないためにエスカレートする男の言いなりになるいじらしいMな感じがたまりません。男ともえちゃんの関係性をふたりのふるまいや表情、会話のやり取りを積み重ねて丁寧に描くことで、男の視点になってもっといじめたくなる気持ちにさせられる作品です。

  • ホテルで男とふたりでハメ撮り
  • 手かせをはめられて連れまわされ喫茶店に入り見知らぬ男にフェラ
  • ホテルで男の命令で別の男に見られたり臭いをかがれたりしたあとフェラ
  • また別の男が現れ今度はセックスさせられる。途中で最初の男も加わり3P。最後は別の男が抜けて1対1のセックスになりフィニッシュ。

という構成です。

絶妙な「都合のいい」キャラクター

もえちゃんの人物造型が素晴らしいです。男に嫌われないようにどことなく自分の意見を押し殺して媚びてている感じが絶妙。ホテル街で待ち合わせとかいきなりホテルとか本当は嫌なんだけど嫌われたくないので合わせるようにいいよという感じに関係性のリアリティ。

いう通りにオナニー我慢したかと聞かれてうなずくもえちゃん。このちょっと陰に籠ったメンヘラな感じ、いじめたくなってしまうような雰囲気がこの後の言いなり感を高めます。

適当なホテルに連れ込まれてきょうはカメラで撮ると言われて抵抗するけど嫌われたくないので言うことを聞いてしまう。「かわいい」と言われて「いつもそんなこといわない」というもえちゃんの頭の中にはなんとなくいつもと違うという不安や違和感がよぎっていることでしょう。

しかし嫌われたくないのでその不安をはっきり口にすることができない。さらにはもっとたくさん会いたい?と聞かれて否定し、男に「めんどくさい女嫌いだから」と言われて「時間作ってくれるだけで嬉しい」と答えます。

序盤のこのやり取り、するすると日常会話のように進んでいきますが、これだけで男女の力関係をしっかり見るほうに印象付けています。作品の世界観に違和感なく見る人を溶け込ませていく流れが素晴らしいです。ちょっと素人ものっぽい感じもプライベート感が出てドキドキします。

カメラで撮られることは嫌がるもえちゃんですが、男が興奮してたってきたといいズボン脱がせてというと表情が切り替わって嬉しそうな表情になります。男が自分で興奮していることに喜びを感じているのが伝わってきます。それに加えて久しぶりにセックスする期待感。「久しぶり」といいながらうっとりした表情でペニスにキスするのがたまりません。

ベタぼれ感が良いです

ベッドの上に立たされ服を脱ぐよう言われるもえちゃん。下着を褒められると「こういうの好きって言ってたから」という表情が嬉しそう。

服のジッパーが上手く外れずに男に手伝ってもらいます。ここはちょっとしたハプニングっぽい感じなのですが男優さんがうまく流れに入ってフォローした感じでしょうか。その結果、もえちゃんがちょっと恥ずかしそうに「ごめんね」という姿が男に一方的にベタぼれしてしまった媚び感と甘え感が出てとても良い。

そしてそのまま男が服を脱がせて体にむしゃぶりつくのも緩急という感じでいいです。服を脱いであらわれたもえちゃんの身体は相変わらずきれいで、発情している雰囲気が匂ってくるようで興奮します。

さらに男はもえちゃんにオナニーするように命じます。いったら入れてあげるといわれオナニーするもえちゃん。しかしいけません。すると男が背後に回りもえちゃんを手マンでいかせます。嫌がっていたのにアップでカメラで撮られながらいってしまい、そのまま至近距離でフェラも撮られてしまうもえちゃんでした。

アメとムチの関係性

男は基本的にどこか醒めていてもえちゃんをもてあそぶような目線があります。でも雑に扱うとか暴力的なことをするとかモノ的に扱うというのではなく、もえちゃんの淫らな姿を引きずり出そうとうという意図が見えます。カメラもそのための位置づけです。突き放しつつもえちゃんをしっかりかわいがる緩急で落としていく感じが良いです。

一方もえちゃんはそういういいようにされていることを感じながらも男に嫌われたくない一心で言うことを聞いてしまう。しかしそれだけではなく男がカメラで撮ったりいうことを聞かせることで自分も興奮し、男とのセックスを求めることで発情していく。

しかしやはりカメラで行為を撮られることの恥ずかしさそしておそらくどこかで晒されるのではないかという不安感みたいなものが感じられます。欲望と不安がせめぎあい、でも欲望が勝ってのめり込んでいく感じがとてもエロティックです。

欲望と不安のせめぎあい

このせめぎあいが挿入されてからさらに加速していきます。

セックスしている顔を撮られることに「撮らないで」と抵抗感を示すもえちゃん。男は構わず続けもえちゃんは快感に呑み込まれていきます。男がいったんペニスを抜くと「抜かないで」と懇願します。セックスを続ければそのまま撮られ続けるわけですがそれでもしたい。「抜かないで」が「撮らないで」を上回ったわけです。

したい欲望が勝ったまま騎乗位へ。男が好きな騎乗位をしてあげます。もえちゃんもこの態勢が好き。思う存分感じまくりイキます。さらにクリを触られながらピストン。感じ方に興奮するとともに相変わらずの体のラインの美しさに惚れ惚れします。

「撮らないで」のはずがしっかり感じる顔をアップで撮られ「おちんぽ気持ちいい」と言わされるのを撮られ結合部も撮られてイクところも撮られてしまう。撮らないでをペニスで圧倒する征服感ともえちゃんの言いなりなってしまうMっぽさにゾクゾクします。

それでももえちゃんは再び「撮っちゃダメ」とお願いしますが男は正常位になって続行。もえちゃんに問答無用で覆いかぶさるようにピストン。そしてカメラの前にもえちゃんの顔が来るように態勢を変えて今度は後ろから押しつぶすように攻めていきます。「カメラやだ」というもえちゃんのイキ顔を有無を言わさず撮っていきます。意思を全く無視され快感で追い込まれ思うようにさせられてしまう姿がたまりません。

羞恥と報酬の巧みな誘導

さらに男は追い打ちをかけるようカメラの前で股を開くように命令します。それに従うもえちゃん「なんていうんだっけ」「見てください」「おちんぽ入れてください」と言わされます。さらに「ください。ください」とお願いするもえちゃんに男は挿入。

嫌われたくないという思考、気持ちよくなりたいという感情、が羞恥と不安をかき消してしまう。男はもえちゃんの望むものは手に入れるためには羞恥を受け入れなければならないよう巧みに誘導していきます。

そしてその羞恥を受け入れたらすかさず報酬。かわいいといいながら感じさせます。されるがままになったもえちゃんの「ずるい」という言葉がわかっていても抗えない感情が集約されています。

最後も男は「嫌いになった?」とあえて聞きます。もえちゃんは悲しそうな顔をしながらも「好き」といいます、といか言わされます。嫌われたくないという感情に支配されてしまっているのか、男のいいなりになるしかないことをうかがわせる余韻のある表情でした。

愛情と不安と

シーンは変わって車での移動。デートっぽくなったことでもえちゃんの表情がさっきとは違って明るい表情になります。しかし運転する男は表情を変えないところに心が痛みます。ここで男はカップルが他の男にやらせたりする姿を投稿するエロサイトの話題を持ち出します。

もえちゃんは不安になりながらもそういうのがすきなの、と聞きます。不安にさせたところで男は手を繋いで指を舐めます。不安定な気持ちにさせて愛情表現をする、この繰り返しがこういう何気ないシーンでも踏襲されます。

もちろんこれは次への伏線。男はもえちゃんに革製の手かせをはめ、外を歩きます。本当に恥ずかしそうな表情とちょっと不安そうな感じがこっちもドキドキします。ここでも不安と羞恥にさらされたもえちゃんですが「こういうのが好きなの?」と聞きます。

嫌だけど嫌と言い出せない。男が好きというならそのまましたがってしまう。これも徹底されています。

繋ぎのシーンではありますが、きちんと無駄にせずにこの作品の基本戦略をもういちど見る人に呑み込ませる演出が丁寧になされていて好感を持ちました。

居るだけでにじみ出るエロさ

不安な気持ちにさせて愛情表現をするという繰り返しがしだいにもえちゃんのエロさを引き出していくのが次の喫茶店でのシーンです。

ざっと紹介すると、ここは手かせをはめられたまま喫茶店に連れてこられたもえちゃんが男に指示されて、エロサイトの掲示板でやりとりしたという別の男に声をかけ、男の見ている前でその別の男にフェラさせられてしまうという流れです。

このシーン、まず店内に入ってふたりで座っているところからもえちゃんの色気が半端ないです。エロいオーラが滲み出してくるかのようで見てるこちらがドキドキしてきます。

まず手かせをさせられたまま店員や他の客にさらされることにもえちゃんはとても恥ずかしさを感じています。嫌なはずで、はずしてと男にお願いします。さらにきょうはどうも様子がおかしいということも感じているはずで、何をされるんだろうという不安と恐怖もある。

にもかかわらずはっきりと拒否はできない。嫌われたくないから。逃げ出したり帰ったりもできない。一緒にいたいから。この羞恥と不安に自分をさらしている男が自分が好きな男でもあるという引き裂かれた状態に困惑している姿がとてつもなくエロい。

さらにその困惑を深めるように男は手の自由がきかないもえちゃんに飲み物を飲ませてあげたりケーキを食べさせてあげたりします。

すごく恥ずかしくて困っていてこの状態から解放されたい。でもこうやって優しくされてはいたい。やはりこの二律背反に悶えている表情がエロいと確信します。

「嫌いにならない?」の言いなり感

店内の別の男に声をかけさせられフェラをするよう言われるもえちゃん。その困惑の表情はさらに深まります。俺はこういうのが好きとこれは男が望むことなんだと強調します。

そのうえで男は「きらい?」「じゃあ帰る」ともえちゃんを突き放しながらも「ちゃんといるから」「みてるから」と言いながらもえちゃんを優しくなでます。結局この優しさがほしくて男にフェラするもえちゃん。か細い声をかけおそるおそるフェラする姿にドキドキします。

男の言われるままにフェラをして口内発射されてしまうそんなもえちゃんの口元を男は吹いてあげまた優しくなでます。

「すごいエロかった。めちゃくちゃ興奮したよ俺」「やらしい顔になってきたねもえ」とすかさず丁寧に褒める男。

「嫌いになってないの?」と不安そうに聞くもえちゃん。「むしろ好きになってるかも」と返され不安そうな顔のなかに嬉しそうな表情を浮かべます。離れたくない気持ちを手玉に取られている感じがかわいらしくも切なくてなんだかそそります。

もちろんこのままでは終わりません。もっといろんなところ行こう、といわれまたも不安がよぎります。手かせもはずしてくれません。羞恥と愛情、不安と期待で宙づりになってますますエロいもえちゃんでした。

宙づりからある変化へ

この宙づりの状態は次の場所への移動の間も繰り返されます。そして、後輩が待っているという部屋に入ってからある変化が見て取れるようになります。

後輩の目の前に立たされそのあとソファーで体を触られ始めるもえちゃん。その様子は一見さきほどまでと同じ恥ずかしがったりいやがったりというふるまい。しかしそこからさっきとは違うM性のようなものが立ち上ってきています。

細かい所作なのか微妙な表情なのか。それともこれまで男がもえちゃんを誘導しある意味調教していくプロセスを丁寧に描いているからなのか。どこがどう変わったかと言われると難しいのですが、はっきりと感じられました。そしてこれがとてもゾクゾクして次の展開への期待を高めます。

後輩の前で恥ずかしさをこらえながら感じるもえちゃんの身体のくねらせ具合がもっといじめたくなる感じがあってグッときます。手かせをはめられたままバンザイのかたちにさせられる姿もエロいです。その態勢のまま後輩に体のにおいをかがれてるのですが、それだけでエロイ。恥ずかしそうでもあり興奮しているようでもあり、何とも言えない色気があります。

調教と従属と

「調教するプロセス」ということでいうとここでも不安にさせつつ愛情表現で引き付けるという男のやりかたは徹底されていて、もえちゃんに恥ずかしいことやいやらしいことをさせるときに横に居ることで言うことを聞かせ、した後にはグッと近づいてキスしたり髪を撫でたりする。そして今度は離れて後輩とふたりにして徐々に自分がいなくてもいやらしいことをさせたる。

ついたりはなれたりの距離感をコントロールすることで次第に別の男との行為に慣らさせていく感じ。男の冷静な目が、俺がいなくても別の男とやってるじゃんと突き放しているようでそれに気づかずに行為に没頭し始めるもえちゃんの調教されている感じが良いです。

さらに、もえちゃんはそこにいるんだけど、そちらには声をかけたりせずに男同士だけで会話するのも、男のもえちゃんの意思は関係なし、だってぜったい従うからという自信を感じさせます。まるでペットを扱うかのような物腰。そしてそれに従ってしまうもえちゃんの従属感がそそります。

このパート、こうした調教と従属の結実としてのフェラがたまりません。さっきの喫茶店での戸惑い嫌がりながらしていたフェラとは違うねっとり感じさせるフェラ。膝を曲げて正座に近い状態のままというのも調教感がありますし、「どうすると気持ちいですか」「いっぱいだしてください」というセリフも従属感を高めます。

最後の仕上げ

シチュエーションが変わり、ホテルの部屋にふたりきりになります。そこでセックスしようというもえちゃんですが、男はもうひとり呼んでいると男を呼びます。きわどい下着を着せられているもえちゃんにさっきの男と違っていきなり触っていきます。いきなり本題な感じが引き続きもえちゃんの意向は無視な感じです。

ここではフェラどまりではなく、やらせてあげてよというトーンで迫られるもえちゃんです。

別の男の指でいかされるもえちゃんは「別の人でイクのいやだ」と言います。しかし男はそれを望み別の男で感じさせられているもえちゃんをやさしくなでたりキスしたりします。それはもえちゃんがしてほしいことであると同時にとても羞恥を掻き立てることです。さらに「誰でいったの?」と聞かれて「違う人の指でいっちゃう」と言わされ「誰でもいくんじゃないの」と言われてしまう。

好きな男に自分はいやなことをさせられてしまう。でも気持ちいい。この引き裂かれた状態、宙づりの状態でひたすら追い立てていきます。

特にフェラさせられながら「さっきのチンコとどっちがいい?」と聞かれるシーン。「あなたのがいいのといいながら」別の男のを懸命にしゃぶる姿はこの引き裂かれた感じをよく表現していてそそります。

そして、他の人のは嫌だというもえちゃんですがいうことを聞かされ入れられてしまいます。

手を握ってやさしくしながら他の男に挿入されるのを見ている男が冷静なのがもえちゃんとの対比でいいです。

最後の絡みのおすすめポイント

1:下着が良い

エッチな下着がよく似合う。ボディースーツのような感じで全面が露出して網になっているのがそそる。感じ始めるとその網の間から固くなった乳首が飛び出すようになるのもぐっときます。黒の下着が白い体とのコントラストになるのはとてもいい。華奢でスレンダーな体を拘束しているような感じに見えるのも良いです。 

2:バックが絶品

★その下着のままのセックスですが、とにかくバックがエロいです。えっちな下着での立ち姿がとても良いので、そのまま立たされて後ろから突かれて悶える姿がとてもきれいで映えます。場所を少しづつ変えながら横から正面から後ろから下からといろんなアングルからその映えるバックを見ることができるのでとても満足感があります。とにかく下着ともえちゃんのスタイルとの相性がばっちりなのがいいです。

3:別の男に、が燃えます

好きな男の前で別の男にピストンされまくりイカされまくるというシチュエーションが最高に燃えます。

好きな男の命令なので嫌だけど従っているというところからからスタートしているんだけどしだいに快感に飲み込まれていきしっかりと別の男とのセックスに没入していくところがそそります。

特に別の男と正常位で繋がってねっとりとキスをするのがお気に入り。男と繋がっていても求められるとそっちを向いてキス。手をつなぎながらのも良い。NTR感があります。

NTR感でいうと、もえちゃんに命令する男は他の男とセックスするのを見て興奮する、とは口にするものの「寝取られ属性」の男としては描かれていないように思います。それよりも別の男でも気持ちいんだろと迫り好きな男の前で初めて会ったばかりの男とセックスさせるという状況にもえちゃんを落とすことでもてあそび、精神的に嬲っているように見えます。それに抗えず気持ちよくなってしまうもえちゃんがとてもつもなく淫らです。

4:繰り返す「別の人で・・・」

プレイ中、もえちゃんは別の男の人でいっちゃう感じちゃうという言葉を何度も口にします。

ひとつはもちろん、好きな男の前で別の男に入れられてしまう恥ずかしさがあるでしょう。そして「いやだ」という言葉と一緒に発せられるとき、好きな男に対すして「あなたがいいんです」というメッセージにもなるでしょう。男もまたもえちゃんのことを好きであるならば、好きな女が他の男で感じているのはいやなはず。嫌われたくないもえちゃんはそう思うでしょう。

一方で、別の男に入れられてしまう姿を見ると興奮すると好きな男は言っています。その前提に立つのであれば別の男とセックスしていることを強調したら男はますます興奮するのではないだろうか。こういう考え方も成立するかもしれません。もえちゃんはもしかすると男を興奮させ喜ばせるために「別の人で」を繰り返しているのかもしれないと考えると、その嫌われたくない一心の気持ちに切なくなります。

さらには、そうした異常な宙づり状態に置かれてもえちゃん自身が興奮してしまう言葉になっているかもしれないと妄想しました。感じちゃいけないのに嫌なのにめちゃめちゃ感じてしまう。「別の人で」をいえばいうほどその感情が増していく。しだいに宙づりに慣らされていっているもえちゃんがそう考えていると妄想するととても興奮します。

5:効果的な3P

3Pがめちゃくちゃ効果的。別の男に犯させて男が楽しみもえちゃんは羞恥に悶ながらいく。次に自分で入れて楽しみもえちゃんは自分の願望を満たしていきつつ男に入れられながら別の男にフェラする。これまで丁寧に描いてきた宙吊りの状態をセックスでそのまま表現しています。3Pをする目的と意味がはっきりしているためにとても見やすい。意外な発見でした。

6:やっぱり言いなりにそそられます

もえちゃんは「他の人で感じて嫌いにならない?」と男に聞きます。好きな男の前で別の男に犯されてしまうしかもその好きな男の命令で、という異常なシチュエーションでも、嫌われないかどうかが気になるというところにふたりの関係性があらわれます。それは承知の上で男はそういうお前がいい、という言葉をかけていき、自分の言いなりでみだらなことをしていく方向に仕向けて言います。

「もっとえっちになるから」「なんでもいうこときくから」ということを聞き、ラストもひどいことをされても好きと連呼する。これからもこういうことをたくさんされるのかな、男の行為はどんどんエスカレートしていくんだろうな、というちょっとかわいそうな切ない気持ちをもつ最後でした。

もえちゃんは嫌だ恥ずかしいという気持ちと男が好き嫌われたくないという気持ちそしてセックスが気持ちいいという感情ははっきりと分かるのですが、自分がこう思ってるこうしたいということははっきりわからず言葉にしても弱々しい。この意志の弱さのようなものがとても見事に表現されていてそこを男につけこまれていいようにされてしまうのですが、その言いなりになる姿にとてもエロスが生まれています。

多彩なM性に改めて唸らされます

もえちゃんは秘められたM性を表現するのがとても上手な女優さんで、これまでも印象的な作品があり、今回もそのM性を発揮しているのですが、その発揮のされ方が初期のもえちゃんのそれを強く感じさせました。キャリアを重ねてもその引き出しを効果的に使えることに感銘を受けました。

男優さんのキャラクターの打ち出し方もとても巧みで効果的。クールで冷静なふるまいに徹することでもえちゃんの乱れぶりや感情の起伏を際立たたせていましたし、自分は彼女だと思ってベタぼれで言いなりの女をじわじわと追い込んでさらにいうことを聞かせていいようにもてあそぶ、意地の悪い遊びの感じがSっ気を刺激しました。この精神的SなキャラクターももえちゃんのM性を引き出すことに成功した要因だと思います。

もえちゃん、そして男優さんにもどういう性格や考え方の持ち主なのかということが練られて役柄を設定することでプレイはもちろん合間合間の会話も含めてひとつひとつのシーンにしっかりと意味があって楽しむことができる充実した作品になったと思います。

終始、ちょっといじめたくなるようなかわいらしくもいやらしいオーラを放っているもえちゃんが淫らに乱れていく様子をぜひゆっくりと堪能してほしい秀作です。

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