セックスしないと出られない家に天使もえと閉じ込められたら本当に気持ちのいいセックスを教えてもらえた 天使もえ レビュー

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ドラマを通して本当に気持ちのいいセックスを学べる新企画!見知らぬ家で目覚めた天使もえ。誰かいないかと家を探すと見知らぬ男性と遭遇。この状況に至るまでの記憶がない二人だが、家を探すと「SEXしないと出られない部屋です」と書かれた手紙を発見。「もうさぁ、このままだとラチがあかないから試しにセックスしてみる?」「そっ…そうですね何かアクションを起こさないとこの状況は変わらないですもんね…」と試しにセックスしてみる二人だが…またしても家から出られない…再び手紙を見るとそこには「女性もイカないとセックスとは認めない」と追記されていた…。天使さんが教える本当のセックスを皆さんも学んでください!

https://faleno.jp/top/works/fsdss790/

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もえちゃんの快感リアリティが素晴らしい

「もえちゃんが教える本当に気持ちのいいセックス」が「もえちゃんが求める本当に気持ちのいいセックス」に徐々にスライドしていく。

その時のもえちゃんが快感に震えるリアクションのリアリティにとても引き込まれます。ストーリーの始まりは引用した紹介文の通り。見せたいのは「本当に気持ちいいセックス」なので、見知らぬ二人がセックスする理由としては最短コースです。

◎勃起しないとはじまらないと男が要求してフェラ。射精してしまいます。

◎気を取り直して男が主導でセックスしてフィニッシュ。しかしもえちゃんがイかなかったため家から出れない。

◎家から出るためにもえちゃんは優しく男にどうしたら気持ちよくなるのか指南しながらセックス。もう少しのとこでしたが男があえなく先にフィニッシュ。

◎スキンシップを多めに取ったあと、前の絡みで教わったことを実践しながらセックス。とうとうもえちゃんはセックスでイクことに成功。家のドアも開きます。

◎ドアは開きましたが最後にもう少しセックス。しかし黙ってフィニッシュを顔にかけてしまい叱られる男。しかし笑顔で帰る準備しようかともえちゃんが呼びかけて終わります。

構成としてはとてもシンプル。もえちゃん曰く「がさつだけと素直な」大学生君がもえちゃんからの学びをいかして、女の子が気持ちよくなるセックスを習得するという流れになっています。

本当に気持ちいいのは誰なのか

では本当に気持ちいいセックスとはなんでしょうか。

それを実践していくのは2番目の絡み。本作のいちばんの見どころです。

もえちゃんと大学生君の絡みを通じて

◎いきなり胸などにいかない。やさしくなでるように触れて体と心をリラックスさせていく

◎胸やヴァギナといった性感帯を刺激するときもまずは周りからやさしくゆっくりと◎挿入もゆっくり丁寧に。いきなりガシガシ動かさない。体同士が馴染むように

◎少しずつ動かしていき、女の子が気持ちいいところを探っていく

◎気持ちいいところがわかったら重点的に、ここから時に強く時にやさしく、緩急をつけながら動かしていくといったあたりをしっかり押さえていく

ことが大事だということが伝わってきました。

男女関わらず、たとえ性感帯だとしてもいきなり触られたところで快感とはほどとおいですし、どこが気持ちいいのかがわからなままやみくもに動かしてもまさに独りよがりとしかいえないので、納得しました。

なにより、大学生君が忠実に教えを実行する中で気持ちよさそうなもえちゃんの姿は「なるほど。こんなに気持ちよさそうなんだから、こういう風にしたほうがいいんだな」を思わせる説得力があります。

普遍から個別へのスライド

一方で女の子が気持ちいいセックスはこういう感じなんだという納得感のあるロジックと説得力ある光景があればあるほど、「もえちゃんにとって本当に気持ちいいセックスがこれなんだ」という事実に行きつくわけです。

なぜなら「女の子」という抽象的で一般化された人間は存在せずどこまでいっても個別だからです。この「気持ちいいセックス」には普遍性が間違いなくある、参考にできるものです。

しかし、もえちゃんの本当に気持ちよさそうな顔を見ていると、女の子が気持ちいセックスという普遍性が裏返って、もえちゃんが気持ちいセックスという個別性が際立ってきます。

みんながきもちいいを教えてあげるセックスからわたしがきもちいいを教えてあげるへの転換。

ここを感じたときにとてもゾクゾクしました。

もちろん、他の作品のセックスが全く演技であるとかそういうことを言いたいわけではありません。逆に今回がじぶんの快感だけを追い求めてるというピュアなことを言いたいわけでなありません。しかし、この転換により、ほんとに自分の気持ちいところを要求して忠実に攻めてもらっているんだなと考えると、セックスへの没入度が一段深く感じました。

2回目の絡みの中、もえちゃんは節目節目で大学生君にやさしくアドバイスをしていきます。しかしこの導きの言葉も、転換させると、自分が気持ちよくなるようにしてもらう「おねだりの言葉」の意味にもとらえることができます。そしてプレイが進むにつれて、前者より後者の色合いが濃くなっていきます。このグラデーションの変化と転換がとても興奮しました。

導きの色が強い序盤

「ゆっくりゆっくりえっちな気持ちをつくっていてほしいな」(50分すぎ)

大学生君を見つめて優しく語り掛けるもえちゃん。目のキラキラがたまりません。こんな風に諭されたら言うことを聞くしかないですね。

「首とか背中とかゆっくりさわってほしい。できる?」

「舐めたりするんじゃなくてふれるかふれないかいっぱいさわってほしい」(51分過ぎ)

優しく触られてうっとりした表情になっていくのが良いです。動きがおとなしいのはもどかしくもありますが、もえちゃんの顔をゆっくり見られました。

「おっぱいもゆっくりゆっくりこうやってまわりからじんわりさわってみて」

「ぜんぜん強くなくていいんだよ。ゆっくりゆっくり気持ちよくしてほしい」(53分過ぎ)

自分で胸を触って動きを見せて、それから相手の胸を触って触る強さを伝えて。的確な指導ぶりです。一方で、こう触ってもらえると気持ちいい=こう触って、というおねがだりのニュアンスが出てきてテンションが上がります。

「わたし背中すごい弱いの」(54分40秒ごろ)

おねだりのニュアンスが出てき始めたところでのこの告白。ここで女の子はこうすると気持ちいい、という導きのニュアンスから、「わたしはこうすると気持ちいい」にはっきりとシフトしていきます。この一言で、もえちゃんがこれで本当にきもちいんだなという気持ちが高まるし、ここから大学生君にお願いすることがもえちゃんはこういうのが好きなんだな、というふうに思えてきてとても高まりました。

「こうするともう乳首も熱くなってきた。どんどん触ってほしくなる」(56分30秒ごろ)

自分がどういう気持ちなのかきちんと相手に伝えているようでもあり、淫語チックでもあり。男のゆっくりと円を描くようなタッチに悶えるもえちゃんの表情がとてもいい。「ちょっとはじいてみたりとか」「優しく舌でゆっくりなめとるみたいに優しく」と要求が具体的かつエロくなっていくのもポイントが高いです。

「もえちゃんはここが気持ちいいんだ」パートへ

「触ってほしいんだけどね。急に剥いたりとか強くしないでほしいの。外側とかゆっくり撫でるみたいに触ってほしい」(1時間40秒ごろ)

男にヴァギナを見せながら具体的指示。声がハスキーなのがたまらないです。

「ダメだ。いれたくなってきちゃった」(1時間3分30秒ごろ)

言われてみたいものですセリフの上位に来るんじゃないでしょうか。手を伸ばして抱き寄せるもえちゃん。首筋を優しく舐める男。そしてキスをするもえちゃんの顔が切なくもかわいい。好きな表情です。

「いれて。ゆっくり・・・。だよ。」

「奥まで入れて。そしたら動かないで。とまって」

「おまんこなじむまで待って。そこからゆっくり奥で動いてみて」(1時間4分30秒ごろ)

「ゆっくり・・・。だよ」の「・・・。」の間が最高です。アニメとかマンガの世界のようなときめきを感じてしまいました。もえちゃんが男のペニスをヴァギナでしっかり吟味しているようで動きがゆっくりほうがかえってエロいことがあるというのを再発見します。

「奥とかぐりぐりしてみて。あんまり奥とかダメ。そのくらい。それ」

気持ちいい位置のコントロールがセリフじゃなく自分の感覚と照らし合わせながたほんとうに指示を具体的にしているようでとてもリアリティがありました。このことで、本当に気持ちいところにあたっているんだとこちらに伝わってきて臨場感が増しました。 

「あぶない」(1時間6分40秒ごろ)

もえちゃん何が?と聞くと「いきそうになっちゃった」とにっこり。いや、イクのが目的だったでしょ、と思わず突っ込みを入れてしまいましたが、「まだゆっくりしたい」とにっこり。目的達成は置いといて(置いとくなよという話ですが)このセックス気に入ったんだなあと感じられてグッときました。

ここからの「どこが気持ちいのか探してみて」と相手に委ねる感じになるのもグッときました。そして「奥よりも上ごりごりされると気持ちいい」。これまでの作品でも、もえちゃんはピストンよりはグリグリ、ゴリゴリ派なんだなと思わせる描写が出てきているので納得の一言。

これが女性全般にいえることなのか、もえちゃんのお気に入りなのかは、今後の研究を待ちたいところですが、もえちゃんはここが気持ちいんですね。そこから大学生君が集中的にゴリゴリするので、いま気持ちいいところに連続してあたってるんだなと手に汗握るシーンです。

「本当に気持ちよさそう」パートへ

「そうやってゆっくりから、ちょっと強くしたりとか、緩急っ・・・ていうのかな、そういうのすごいきもちいい」(1時間9分30秒ごろ)

気持ち良くて息も絶え絶えになりながら、うれしそうに説明するのがとてもかわいいです。声がいちだん高くなっててちょっと鼻にかかってかすれたハスキー気味の声もたまりません。

特に「ゆっくり・・・だよ」に続いて「緩急っ・・・ていうのかな」というところの間と言い方にめちゃくちゃキュンキュン来ました。

そのとおり緩急をつけられ、バックからされるととっても気持ちよさそう。ゆっくりだとビジュアル的にはインパクトに欠けるためにAV的演出では激ピストンになるのだと思いますが、この作品ではここまでにもえちゃんがどこをどのようにすると気持ちいのかを積み重ねてきているので、画面上しっかり気持ちよい姿として説得力が出ているのが素晴らしいと思います。

「最初ゆっりしてくれたからすごい気持ちいい。激しいのちょうだい」(1時間14分すぎ)

「あんまり強くしないで」から始まったこのセックスが「激しいのちょうだい」にたどり着いたことにグッときますね。激しくしてほしいと思わせる積み重ねが大事だということでしょうか。

ここで個人的大好物、腕を後ろ手に掴んで引っ張って上体を起こす態勢にして後ろから突くバックも登場。やはりこの体位は体がとてもきれいに見えて満足感が高いです。

「ぎゅってしてほしい。好きに動いていいよ。気持ちよくなって」(1時間16分50秒ごろ)

「ぎゅってしてほしい」という相手を受け入れる気持ちと「好きに動いていいよ」という相手を信頼して委ねる気持と「気持ちよくなって」という相手に対して生まれた優しい気持ち。この3つが揃うと「本当に気持ちのいいセックス」が成立するのかもしれないなと思いました。

言われてみたいセリフ上位でもあり、ここからのゆっくりとキスを交わしながらピストンしていく感じがとても良いです。

結局この絡みでは男が先にいってしまい目標を達することはできませんでしたが、もえちゃんの満足そうな顔がかわいいです。もっとがんばりますという学生君を頑張らなくていいのと抱き寄せてキスするもえちゃんがもっとかわいいです。

充実のセックスは信頼関係確立の証

スキンシップしたりマッサージしたり、リラックスして体を触れ合うところから始まる最後の絡み。要領ももえちゃんのツボも呑み込んだ男のタッチなので、気持ちいいことがいわば可視化されている状態なので、もえちゃんの反応がビビッドに伝わってきて、普通の前戯シーンとはひと味違って見えてきます。

もえちゃんも相手が嫌なことはしてこないという安心感でリラックスしてるようにに見えますし大学生君も嫌なことはしていないし気持ちいいツボを突いているという余裕が出ているように見えます。

このある種の信頼感が生まれている姿は、変な話ですが、見ている側も安心してみて居られる気持ちになりました。

1時間39分からの騎乗位。

いれたところがもう気持ちよさそうで、そこからゆっくりとキスをもとめて舌を絡ませていく感じがほんとうに気持ちよさそうな感じがでています。いろんなことを気にせず、自分が気持ちいところにあてて腰を振っている感じもエロいです。男も余計なことをしないので、好き勝手に感じている感じにグッときます。

そして1時間43分ごろからの対面座位。

耳元で「えっちではじめていっちゃうかも」は反則ですね。ずっと密着してキスをしながらなのもひとつになっている感があってポイントが高いです。

そして1時間49分ごろからの後ろ手を掴まれて状態を反らしての「例のバック」。

ここもとても美しい。今回は後ろを振り返って舌を絡めるのがエロい。態勢がきついとは思いますがもっと見ていたいシーンでしたラストも処理もいいラストもすきです。

イケて無事鍵が開くのですが、そのあとすっかりお互いのセックスを気に入って、あらためてセックスするのもいい終わり方ですし、最後え?顔射だめなんですか?という感じでもえちゃんに叱られるものというのも大学生君のちょっとがさつでまだまだ教育が必要なキャラを感じられて良かったです。すっかり理想的なセックスをする男の子に生まれ変わりました、なんて都合よくは進まないですよね。ニヤリとします。

「寝取られ感」の謎

この最後の絡みで感じたのは「謎の寝取られ感」。

「本当に気持ちいいセックス」を成立させるためには、相手に体を委ねていいという安心感が必要。その信頼関係があるから、心身をリラックスして気持ちよくなろうと思えるし、相手に気持ちのいいことをしているという手ごたえを感じるからこそよりその信頼関係を高めようという動きにつながって、より気持ちよくなる、ということだと思いました。

その関係が成立する過程を見ていて、それが生まれたのを見ていると、作品におけるプレイを超えたところの気持ちよさみたいなものを感じました。その感覚が、作品とか見ている人はとりあえず脇に置いて目の前の相手とのセックスに体も気持ちも没入してる姿に見えてきて、語弊があるかもしれませんが「置き去り」にされた感覚にも思えてきたのです。

もちろん、一線で活躍し続けるプロフェッショナルですから、どんな現場でも気持ちを作って目の前の相手に集中しているのはわかっているのですが、気心も知れた手練れのベテラン男優さんとの打ち解けたセックスのそれとは違うこの「寝取られ感」、すごく不思議です。

これはマイナスポイントではありません。むしろ大いにプラスポイントです。実際、何度目かの視聴で、「これは年下の大学生に奪われてしまうNTRもの」という設定を自分で作ってみてみたのですが、大変良かったです。これまた味わいたい感覚だなあと思いました。

体格差にグッと来ました

もうひとつ触れていなかった魅力に触れます。それはもえちゃんと大学生君との体格差。もえちゃんの華奢な感じが際立ち、より美しくよりかわいく映りました。小さなもえちゃんが包み込まれるような感じも良かったですし、ムキムキでもないダルダルでもない柔らかく優しそうな大きさだったのも今回のキャラや関係性にとてもあっていたような気がします。

いろいろ足りないけど気は優しい大きな年下の男の子ときれいでえっちな年上のおねえさんという今回のようなカップリングでもいいですし、今回のもえちゃんはやさしかったですが、気の強い上司や先輩的な感じの組み合わせもいいかもしれません。逆に大男にグイグイせめられて翻弄されちゃうみたいなのも妄想します。今回の体格差とてもそそりました。今回はあまりそれをフィーチャーはしていませんでしたが、ぜひこの体格差ををいかした作品を今度作ってほしいなと思いました。

エンタメで魅せながら真面目にメッセージという王道

気持ちいセックスにはコミュニケーションと信頼関係が大事だよね、ということが本作のメインメッセージと受け取りました。これを作品化映像化するのはなかなか難しいものです。まず、正面からセックス教えますではなくて「セックスしないと(女性がイかないと)出られない家」というファンタジー(というよりどちらかというとコントっぽい)シチュエーションでゲームの中のお話っぽい舞台回しにする。そしてHowToやNG集ではなく「わたし」が気持ちよくなるにはこういうことが大事というのを示して、実際にそのとおり気持ちよくなる姿を見せることで、男の側との関係性の構築を見せていく。そしてメインメッセージはあくまて間接的に伝え、最後はゲームクリア的・コメディ的エンドでお話を通り抜けていく。

あくまでエンタメとして「実用」に耐えるものにすることは踏まえて、どうメッセージを伝えていくか、よく考えられた作品だと思います。まだまだ、やりたいことがあるんだろうし、やれることもたくさんあるという可能性を感じた作品でした。

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