ある日隣に引っ越してきた天使さんに一目惚れしてしまった僕…「来月妻が二日間家を空けるんです…」「じゃあその時まで、一ヶ月禁欲してください…セックスもオナニーもダメです…私も一緒に我慢するので…」悶々とする日々を耐え、妻が家を空ける当日、妻が出かけたのを合図に即2人で近距離密会…天使さんも我慢の寸前でオマ〇コは愛液でとろっとろ…初めての挿入…身体に電流が走る。そこからはもう何回イッたかもわからないほど激しく求め合う僕たち…身体の境目が無くなるくらいに重なり合った2日間…。
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きれいなもえちゃんのきれいなセックス
普段の延長にあるような親密な空気感ときれいなセックス。好きになった人と情の通ったこんな関係を結べたらいいなと思わせます。いちゃラブ好き・癒しを求める人におすすめです。
◎突然のフェラ。でもそれは夢。
◎1か月の禁欲のあと、お互いをガツガツともとめあうセックス
◎ひたすらセックスしあう(途中まで。イメージシーンに近い)
◎部屋着でまったりとセックス
◎男の妻が戻る日がきてふたりきりの日々に区切りをつけるセックス
という構成です。メインの絡みはすべて同じ部屋でシンプルな流れ。
導入部に効果的なフェラシーン
作品のつくりとして効果的だなと思ったのは序盤の「突然のフェラシーン」です。
①男と妻の関係性を示す
②もえちゃんと男がであう
③知り合いになり恋に落ちる
④セックスする関係になる
これを1絡み前のドラマシーンで消化しようとするとかなり段取りが長くなりますが③と④の間に男が夢でもえちゃんにフェラされるというシーンを持ってくることで、かなりテンポが良いと感じました。またフェラシーンもフィニッシュの手前から始まりもえちゃんのアップが続くというダイレクトに見どころに入る感じになったので、導入を見続けているという感じが薄れたのも良かったです。
優秀な溜め
別の日、男を自室に呼び込むもえちゃん。
中に切り替わるともうキスシーン。このあたりのテンポががとても好みです。
しっかりと音が立った気持ちの入ったキスからの私もずっと気になってたという告白は、前段に男のフェラの夢があるため、もえちゃんも男とセックスしたいんだなという流れにちゃんと呑み込めます。
そこからの1か月の禁欲とその後の約束。
とても静かに進むところがかえってもえちゃんの秘めた欲望を感じさせて良かったです。
印象的な3つの「迎え入れ」
いよいよ最初の絡み。さわやかな明るい照明が天使さんの体をきれいに柔らかく見せていてとてもいいです。
このパートでとても印象に残ったのは「もえちゃんの迎え入れかた」です。
ひとつめは冒頭。ベッドの上に座ってM字に脚を開き目の前に立って服を脱ぐ男を見つめながら自分の指でヴァギナを開いていく。そして手を前に伸ばしてのしかかってくる男を迎え入れる。挑発するような目線から優しく受け止める目線に切り替わるのがとても魅力的です。
ふたつめは男のクンニを迎えいれるシーン。
もえちゃんの身体にキスをする男の頭がすこしずつ下に下がっていくときにもえちゃんが男の頭をそっと撫でてから肩をすっと押して膝を胸のほうに引き上げるように脚を開いて男のクンニを迎え入れていくのですが、これが言わないけれども早く舐めてといっているようでとてもエロかったです。柔らかい仕草でちょっとしたニュアンスなのがより気持ちを際立たせている表現に感じました。
こうした抑えた演技からの「ずっとしたかった」「わたしも我慢してたんですよ」がとても気分をもりあげます。お互いがささやくように話すからこそ「もっと激しくして」「ちんちんがほしい」という言葉やヴァギナの音やキスの音が際立って興奮します。
そして3つ目は32分ごろ。
「もうだめかも」といって脚を開いて男にヴァギナの様子を見せるもえちゃん。
目線だけで男に挿入を求めるのですが、この時の誘うようなそして嬉しがるようななんともいえない表情がとてもいいです。
このあと正常位でひたすら男のピストンを受けるもえちゃんがほんとうにきもちよさそう。これまで引いてきた「溜め」の伏線がとても効いています。
この3つの「迎え入れ」が流れの中で自然と入りつつでもしっかりと感情をせき止めて次に行く役割も果たしていてとても良かったです。なんとなく次にいくのではなく、でも段取り臭かったりいかにもな演技にならずに。このあたりの塩梅というのはどうすれば自分でもそう感じるのかはわかりませんが、とても好きな間合いでした。
もうひとつ印象的だったのは
もうひとつ印象的だったのは28分ごろからのフェラシーン。
男のペニスを見つめてから目を見つめてかわいく「どんな味か知りたい」もグッときましたがこのあとの体を優しく触りながら「触らずに我慢してたの?」という聞き方が、役で聞いているセリフというよりももえちゃんが男優さんに普通の会話で聞いているようなトーンなのに痺れました。「1か月分ここに溜まっているんですね」でセリフだなと認識しつつもまた次の「パンパンになってかわいそう」が普通の会話のノリ。この役と素が行き来するような雰囲気が溜まりません。
グッと来たのはこのあとタマを口に含みながらペニスを優しく優しくなでていき、続いて裏筋をキスをするように音をたてて舐めていくシーン。舌がしったかりと見えてるのも良かったです。
もうひつとつグッと来たのはもえちゃんが男がイキそうになるのを見て少しストップしたところ。
「だめ」と吐息まじりでいうもえちゃん。もういちど裏筋をすこしだけ舐める。そして髪をかき上げて「せっかく我慢したんだから」といってペニスにキスでいったん間を開けて「もったいないよ」とささやいて再び口に含んでいく。髪をかき上げる仕草と言い目線と言い最高です。
「もうちょっと我慢して」といわれた男が「はい」と子供のように答えるのも、演技からはずれた素の反応のようでほっこりしました。
ここ大事、な繋ぎのイメージシーン
ここからふたりはたくさん交わりましたの途中までの絡みを見せるいわばイメージシーン。
そこからの2絡み目なのですが、ぜひ飛ばさずに見てから2絡み目の冒頭を見てほしいです。
冒頭からのイチャイチャは至高です
その2絡み目の冒頭。
夕方を思わせる温かみのある光のなかで、対面でベッドでくっつきキスするふたり。こういう流れの途中にカットインしてプレイが始まるのはテンポが良くて好きです。
それはさておき、もえちゃんの半袖半パンの完全部屋着姿がガチの日常感がでてたまらないです。そして甘えるように男を見上げるようにキスして腕を首の後ろに手を回している姿がとてつもなく可愛い。
そのあとの乳首をさわられた男が「きもちいい」というとふふふっと笑って「もともと乳首好きなの?」と聞いて、男が肯定するとまたふふふっと笑う。
もえちゃんが男の股間をまさぐって「どーこだ?あった!」といってまたふふふっと笑う。
「さがしてるの?」「大きくなってる」「大きくなるよ、そりゃ」。
イメージシーンで表現されたようになんどもセックスをしたあとにすっかりリラックスしてお互いを受け入れたあとの緩んだ感じが恋人同士の日常のセックスのようでとても良い雰囲気。
男の体をゆっくりと愛撫して舐めていもえちゃん、男にやさしくささやきかけていくもえちゃんの可愛さに浸ってほしいところです。
「しもひらさんのおちんちん好きだなあ」「なんで?」「おいしそう」「食べ物としてってこと?」「ん-?じゃあどんな味かもう一回ちゃんと吟味してみよう」といってフェラに行くところは本当にキュート。
そしてフェラしながら脚をぶらぶらさせているところもポイント。そしてにこにこしながら「やっぱり美味しい」。トータルで萌えます。
カップルの日常のような雰囲気がいいです
もう一つ好きなシーンはキス手コキ。キス好きとしてはずっと続くキスシーンに大満足です。もちろんそれ以外もプレイとプレイの間のキスが長めかつしっかり音が聞こえてとても刺さりました。
このあともあくまてゆっくりとまったりとやりとりしながら進んでいきます。
「先っぽ気持ちいい」「ね」とか「これ気持ちいい?」とか「私もこれ好き」とか、
「きもちいい?」「うん」「私も気持ちいい。チューしよう?」とか、
お互いの気持ちいところを確かめ合うようなセックスはやはり親密な恋人同士のようなセックス。もちろん魅せることは忘れないもえちゃんですが、シンプルなプレイだけに余計なことを気にせず気持ちさに集中しているようで没入感があります。温かみのある照明がもえちゃんの身体を優しく柔らかく見せているのもとてもきれいで癒されます。
このパートのセックス、とても好みでした。本作品で最もおすすめするパートです。
この短いワンシーン、刺さります
ここでいったんブラックアウト。
ベットの上でピロートークする二人の遠くからのショット。
「いきすぎて脚プルプルしてる。触ってみて。ほら」
「ほんとだ」「うれしい」
キスするふたり。
「何回くらいイったかな?」「わかんない」「わかんないね」
楽しそうに笑うもえちゃん
そして再びブラックアウト。
なんでしょう。このジェラシーに似た感覚。
これを取り入れた意図はわかりませんが、このここだけ絡みとはいったん切り離してあえて差し入れた演出、効果抜群だと思います。
もしこの筆者が感じた感覚を狙ったのだとしたらずるい&うまいです。
思わぬところですごいフックに出会った感じがしました。
流れるように最後の絡みへ テンポ好きです
そしてそのまま二人が抱き合ってキスしているさなかのシーンから始まり最後の絡みへ。このあたりのテンポもとてもいいです。2絡み目も3絡み目も日付はかわっているものの、ずっとセックスし続けているふたりにとっては区切りのない一連のセックスなのかもしれないと感じさせる流れです。
より気持ちよくしてほしいとこれまでにもまして求めるもえちゃんが激しいです。男がほぼ無言でひたすら腰を振り続けるのも集中できます。
騎乗位で手を繋ぎながら交わる二人、「いまだけ指輪外して。いまだけ」とお願いするもえちゃん「うれしい」とそっとささやいてさらに激しく腰を打ち付けます。浮気もの定番ですがやっぱりあると嬉しいものです。
それにこたえるように、対面座位にかわると激しく突き上げる男。
さらに背面騎乗位にかわりもえちゃんが腰をすりつけます。
このあとも時間を惜しむように感じまくるもえちゃんがとてもきれいです。ここでもキスが多めなのがいいですね。
さいごまでドロドロせずに、ふたりが気持ちを通い合わせてお互いを気持ちよくなってもらおうというあたたかいセックスが続いたのはこても好印象でした。
まとめのまえに少しだけ
これまで語ってきた通り、とてもさわやかで好印象の今作。最近のあまつか作品のレビューで何度か触れている物語の導入も工夫の姿勢があり、途中の構成も相まってとてもテンポよく見ることができました。
一方で、物語のクロージングにはやや苦労の後がみられたなと感じました。
①最後の絡みの途中で実は男の妻は帰ってきていて、ふたりのセックスの声を聴いている。②男のモノローグが入る。③次のシーンで妻が男に隣のセックスの声について男に話す。④次のシーンでもえちゃんを家に招いて歓談する。妻が後ろを向いている好きにふたりはキスをしてエンド。
ここで見たいのは最後のセックスで区切りをつけたのかと思ったらまだふたりの関係は続くようです、の④でした。とてもチャーミングな終わり方だと思います。
なのでなおさらラストの絡みが終わった時に、奥さんのもとに送り出したもえちゃんの余韻が残った状態で④を見たい気持ちになりました。端的にいってその距離が長いと感じたのです。
例えばですが①②はなく直接③のシーンに行き、「そういえばさあ」と最後の絡みの声の話を持ち出せば妻が帰ってきてふたりきりの時間が終わったこともセックスしてたときに帰ってきてたことも示せます。そしてそのままの流れでもえちゃんが訪れてきて④にいく。
あるいは、情報なしで男と妻のもえちゃんの日常描写があり、お互いあの日のことはなかったことになったような感じを見せてからの④など。
素人考えなので、正解だと主張するつもりは毛頭ありませんが、比較的テンポよく見せてもらっていただけに最後もテンポよく気持ちよくラストのキスに繋げていってもらえたらもっと気持ちよかったなと感じました。
やはり天使もえは王道を行く
前年2022年のあまつか作品は設定や展開にギミックがあったり裏テーマがあったりというもえちゃんの作品だなというテイストが溢れた1年でしたが、2023年のあまつか作品はストレートに男女のセックスを見せてもえちゃんの美しさやキュートさをダイレクトにアピールしていく作品が目立ちました。
その女優さんそのものの魅力1点で売っていくというのが専属単体作品の原点で裏を返すとその力がある人が専属女優というのが原型だと思っています。キカタン女優の隆盛と専属単体作品がその売れ線に作品のテイストを寄せて行ったことでいまではあまり明確に意識されることはないかもしれませんが。
その意味では2023年のもえちゃんは率直にセックスを表現して天使さんの素材そのものの生の魅力を見せていったTHE専属の仕事だったように思えます。
その一連の作品の流れの中で、まさに本作は、ドラマものでありつつ役や展開を超えた天使もえその人自身の魅力を押し出せた作品ではないでしょうか。
3年ほど前になるかと思いますが、あるAV関係者の方が「もえちゃんは王道。王道が一番難しい」と投稿されていたのを記憶しています。
10年目というベテランの域に差し掛かった年の作品として、あらためて天使もえは新しい境地に挑戦しつつもあくまでその難しい王道を突き詰めていくのかなと感じた作品でした。
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