
作品紹介ページ(FALENO)

爆発するエロかわいさ
酔っているという設定を上手に使ってとにかく爆発するエロかわいさがたまりません。ばれないようにというシチュエーションと映像と音声の巧みな工夫、そしてドキュメントタッチより素に感じられる演技があいまってもえちゃんと内緒の秘め事を本当に楽しんでいるような距離感にグッときました。
構成
バイト先の仲間数人で夜通しのカラオケにやってきたけれど、もえちゃんとお相手の男以外は寝てしまって・・・というストーリー。
◎酔って迫られたのをスルーするために着たトイレでどうしてもとお願いされてフェラ
◎ルームに戻ってきてばれないようにと毛布をかぶってフェラからのセックス
◎備え付けのコスプレのJK制服に着替えておもちゃ攻め
◎もう1回セックス
という構成。
最大の魅力は最高にエロかわいいあまつかさんとの距離感の近さとイチャイチャを楽しめるところです。
エロかわいいキャラ設定
まず触れておきたいのが今回のもえちゃんのエロかわいいキャラ設定です。
もちろんいつもエロくてかわいいのですが、今回はあざといくらいにかわいいを強調しつつ隙だらけのエロさを演出して際立たせています。
それが最も現れていると思ったのがメイク。
最近ではどちらかというとシャープにより美形にシュッとさせるメイクが多い印象のもえちゃんですが、今回のメイクはふわっとしていて柔らかい。そして目の周辺のぼかし具合もよりふんわり見えます。さらに目尻をいつよりも下げる感じにすることで、より柔和にかわいらしく優しく見えます。自分のボキャブラリーではあまり伝わらないかもしれませんが、かわいいなかにめちゃくちゃエロが垣間見える感じ。どこか隙のある顔立ちを演出しているのです。
次にエロかわいくなっているのは「深夜に酔っている」というシチュエーション。
酔い半分、眠気半分の気分というのはまったりしますしトロっとしますよね。その気分をもえちゃんがしっかり纏うことで、やはり独特の隙を生んでいます。口調の酔って眠いけだるい甘さと警戒のハードルが下がった感じもやはり隙になっています。そしてそういうもえちゃんが男に迫られてダメだよと拒否しながらもニコニコしてまんざらではない雰囲気を醸し出しています。このダメと笑顔の感じが男のもっと踏み込んでみたいという欲望を掻き立てます。
ある種の共犯関係
この踏み込んでみたいという欲望、もちろん男が最初から持っている欲望なのですがもえちゃんにうまく引きずり出された欲望でもあります。形としてはムラムラした男が抑えきれずにもえちゃんに迫って・・・なのですが、初手はもえちゃんのようなもの。
皆が寝てしまってソファで男と並んで座るもえちゃんはすぐにソファの上に寝そべって座っている男の脚の方に頭を近づけて上目遣いに親しく語り掛けます。そして話題は合コンどうだった?とか彼女が、とかいう男女関係の関係の話。まあ完全にその気になってしまうシチュエーションだと思います。
案の定その雰囲気を察してもえちゃんのことをかわいいと褒めつつ触りつつ、しだいにエッチな方向にもっていこうとします。もちろんそれを見て取ってもえちゃんは笑いながら交わすそぶりを見せます。しかし決定的には拒否しません。そしてパンツ見てもいいけどシフト変わって、ペニス触ってあげてもいいけどシフト変わってとかなり軽いノリでハードルを下げていきます。
もう少し語ります。象徴的なのが最初のフェラの前振りの一連のシーンです。男に迫られたもえちゃんはすっと離れてトイレに行きます。ダメ!といってるもえちゃんのそぶりを表から受け取れば拒まれ逃げられた、です。しかし取りようによってはみんながいる場所から離れたところ、つまりふたりになれるスペースに移動したとも解釈できるわけです。
このふた通りの解釈をもえちゃんは男に選ばせます。たぶんもえちゃんは男はふたりきりのスペースに移動したと解釈するという読み。男がどう解釈したかははっきりはわかりませんが、完全に嫌がって逃げたのではないと受け止め一押しすればいけるという選択をしました。
一押しされたもえちゃんは男のやる気を試すようどうしようかな?やっぱりはずかしい、と焦らします。あせらずそのペースに乗っかる男。ようやくペニスをいじるもえちゃんに「はずかしい」と告白。「あんなに触ってっていってたのに?」ともえちゃんはノリノリに。一気にもえちゃんが攻める雰囲気になっていきます。
エロい気分にさせる隙の作りあい。相手をヤル気攻める気にさせる主導権のわたしあい。これがコミュニケーションになっていて、自分の意にそわない変なことしないか、自分のノリにあっているかを探っている状態。これを踏み外すと「醒める」という状態になる。これがはたから見ると白々しくイライラするけど当人他事はめちゃエロいテンションになるのでそれが伝わってきてニヤニヤしてしまう。
この感じ何がいいかというと、お互い別に恋愛感情を持っている風には見えないところです。もえちゃんから見てエッチしてもいいかなくらいには思える男、男から見ていけるならぜひやりたいかわいい女の子(もえちゃん)という関係性と、それぞれ、経験がそれなりに豊富でこういうときにどうふるまってどうやりあえばいいかある程度分かっている感じ。
もえちゃんから見れば男が上手に迫ってきたから、男からみればなんだか誘ってる感じなので迫ってみてもいやがらないから、とお互いがお互いを言い訳にするある種の共犯関係。この最初のシーンはそれを良く表しているし、この後もこの雰囲気が続きます。
このわかってる同士の絡み合いというのが個人的にはとても好み。もえちゃんと男のそれぞれのキャラ設定にはかなり満足しました。
距離感を近くに感じる演出
こうした魅力的な仕掛けをさらに魅力的にしているのが、もえちゃんとの距離を近くに感じさせる演出です。
本作は主観視点が多くなっているものの、完全主観タイプではなく第三者視点のカメラが入りますし相手の男の姿も当然画面におさまります。
しかし男の声のボリュームが何を話しているのかはわかる程度に絞られています。半面、もえちゃんの声はしっかりと聴きとれるようなバランスになっています。これによって無音のカメラに向かって会話しているように語り掛けるよりも自然な口調や会話になりつつ、もえちゃんだけの声が聞こえてこちらに語り掛けているかのように感じます。このいいとこどりを狙ったやりかたはかなり成功してると思いました。
さらにまわりで仲間が寝ているというシチュエーションの活かし方です。
寝ている仲間が起きそうになって慌てながらというドキドキ感の描写は最小限にとどめ、周りにいるから静かにこっそりとことに及ぶという方向を重視したのが良かったです。
たびたび起きそうになって・・・はもちろんスリルの表現としてありですが見ている方としては流れの中断にもなってしまう諸刃の剣。それよりも、静かにこっそりとの表現に振ることで、会話はつぶやくようなささやきかけるような語りになりますし、それがより親密な雰囲気にになり、画面の向こうのもえちゃんとの距離感も近いような感覚になりました。
もえちゃんのエロ可愛いキャラ、わかってる同士の淫靡な雰囲気、近い距離感、こうした全体の魅力を踏まえたうえでおすすめしたいシーンを紹介します。
魅惑の困り顔
まずは最初のおすすめはさきほどから何度か登場している序盤のトイレ、26分30秒ごろからのフェラを正面の主観で撮ったシーンです。
ここのもえちゃんはぐいぐい押してくる男を笑顔でいなしながらもちょっと困惑気味。何とも言えないかわいい困り顔をしながらのフェラになっていてその表情にきゅんとします。
服装もちょっと真面目な感じのシャツとニットなのもちょっと純な感じに見えて良いです。一方で本当はそんなことない相当な手練れなのがなお良いです。
ブランケットともえちゃん
ふたつめのおすすめは44分30秒過ぎからのブランケットを纏いながらプレイするもえちゃんです。
みんなから見えないようにというほぼなんの意味もない理由でブランケットで裸を隠しながらフェラしたりセックスしたりするのですが、ブランケットを頭からかぶりながらフェラするもえちゃんが異常にかわいいです。
酔っぱらった感じの口調もあわさって寝起きのようなまったり感がいいのかもしれません。さらに仲間が起きそうになったためにすっぽり体にかぶってそこからフェラ。なんだかワクワクしながらフェラするもえちゃんがまたかわいいいです。ちょっと佐藤さんって呼んでみてよ、と男にけしかけるあたりは完全に楽しんでします。
そしてこの場面、男の声はブランケット越しにさらに小さく聞こえ、もえちゃんもよりいっそうひそひそ声で話します。なのに、フェラのペニスをしゃぶる音はしっかり大きくてその音がとても強調されて聞こえます。さらに、ここでのフェラはまったりゆっくりモード。余計に音がしっかり響き渡ってかなり興奮します。
この後、男はセックスしたいと言い出して結局セックスになだれ込みます。ここでもやはり「ブランケットともえちゃん」にとても興奮しました。厚手のしっかりしたブランケットがあることで、もえちゃんの身体の華奢で白い美しさがとても際立って感じることに加えて、体や顔を隠そうとするたびに、ブランケットが大きく動くのが、恥ずかしいという気持ちの表現のように感じられて良かったです。
これは筆者だけの新しく発見したフェチなのかもしれないので、どこまで良さが伝わるのか正直自身がありませんが、とにかくよかった。特に背面騎乗位のシーンは絶品でした。
大丈夫じゃないよにこっちが大丈夫じゃない
3つ目のおすすめポイントです。
一連のセックスがフィニッシュを迎えた1時間5分40秒ごろ。ソファに寝ていたもえちゃんが起き上がるために男に「んっ」っと両手を差し出して引っ張り上げてもらうのがかわいいです。
そして「んっ」と顔を向けてキスをせがむのがかわいいです。
そしてはずかしそうに「んーもう無理」と体を男に預けるのがかわいいです。
それに対して男が「大丈夫」というと男の顔をバシッと両手で挟んでニコニコしながら「大丈夫じゃないよっ。大丈夫じゃないよぉ。こら!」「イキまくってたけど大丈夫だよ」「うるさい!」「エッチしないって言ったじゃん」というやりとりがめちゃくちゃかわいいです。
そして「気持ち良かった?」と聞いて男が肯定するとうふふと笑ってまたキスをせがむのがまたかわいいです。
口調も声も仕草も可愛すぎで、こっちが大丈夫じゃありませんでした。
サワーの缶と制服と
おすすめポイント4つ目。
本作では本編中に久々の制服姿を見せてくれます。前回は「同窓会」の回想シーンで着てくれていましたが、制服でのプレイは「天使の騎乗位」の2020年8月以来です。
カラオケのコスプレコスチュームを着るというシチュエーション、おもちゃ攻めのみのパートでの登場ではありますが、やっぱり制服のもえちゃんはキュートで、見て良かったと思わせてくれます。
さて5つめのおすすめポイントですが、制服姿のまま体を触られて感じてしまう1時間16分20秒過ぎ。男の攻撃をそらすために「のも?」と言い出します。「そんなえっちなことばっかりしなくていいよ」といいながらレモンサワーの缶を受け取って飲みます。
しかしそんなことで男が攻め手を緩めるはずもなく、乳首を触られてしまいます。「いやっ。もう」と笑いながらいうもえちゃんですが、すっと表情が変わって「だめだって」と切ない感じになります。そして、「なんかこんなカッコしてるとすごい悪いことしている気分なんだけど」とはにかみ、また感じる表情に戻っていきます。
この表情の細かい変化がとてもすばらしいなと思いました。ごく短いシーンですから、ずっと笑いながらでもずっと感じながらでもまったく違和感はありません。しかしそこをすっっと表情を切り替えてつなげることより感情が伝わってきてエロさもますというとても丁寧な演技だと思います。
そして、「制服コスプレして酒を飲みながら男に乳首を触られる」というのがカジュアルでラフなエロス、ある種の「だらしないエロさ」を感じる姿になっていて、生っぽい色気が印象的です。
酔っぱらいもえちゃんの異常なかわいさ
制服でのプレイがひと段落したあと、また飲みなおすもえちゃんですが、男がふたたびもえちゃんの身体を触ります。
そこでもえちゃんが「なにー。またエッチな気分にさせる気?」というひとこと。ここに来て、ダメだってば、から前のめりな雰囲気がでてきました。
5つ目のおすすめポイントはその前のめりになるスタートの1時間26分50秒ごろ。
「ねえ、ちょっと調子乗りすぎ」と言いながら足で男のズボンの股間をまさぐるもえちゃん。「私のほうがバイトでは先輩なんですけどー」が呂律が回っていなくてかわいいです。そして「またちんちんたってんの?」がさらに呂律が回っていない。そして顔つきもこれまで以上にトロンとしていて隙だらけのエロ可愛さ。
さらにうふふとにやけ始めてえーいとまた脚攻撃をはじめる。「ねえ、たち過ぎじゃない?」「お酒飲んでそれだけたつのすごくない?なんでえ?やばっ」「前までもさあこういう状況とかあったの?」「新しい性癖がひらいてしまったの?」とさらに呂律が回らず舌足らずになってニコニコ話すもえちゃんが異常に可愛いです。
攻めに転じるもえちゃん
そして「ちんちんおっきいよね。結構好きなちんちん」といいだします。後ろにいる仲間ががたっと動きますが、ほとんど気にせず「もう一回舐めてあげようか」と切り出します。
ペニスをもてあそびながらすでに攻めモード。カメラ目線でニコニコしながらペニスにキスするように舐める姿がたまりません。さらに舐めながらゆっくりと会話する感じも密な感じ。しきりとかわいいというのもたまらないです。
ここも男の声はささやきに抑えてもえちゃんの声がはっきり聞こえ、フェラの音をしっかり拾うことでその場のリアル感と完全主観のような違和感のない没入感を両立させています。
どうしようもない女感がたまらない
このあともちろんセックスへ。「またすんの?」と笑いながら男のペニスを受け入れるもえちゃん。「いいよ。きもちよくしてね」というアップの顔がトロトロ。
男が女の子の扱いに慣れていて悪い気持ちにならない、気持ちよくしてくれる技術がある、結構好きなちんちんんと3拍子揃えば、「わかっている」もえちゃん的には拒む理由がないどころか望むところであるわけです。
すでに周りに仲間がいて気づかれるかもとかそういうことはどうでもよくなっている、淫乱とも痴女とも違う「どうしようもない子」というなんともいえないエロい感じがたまりません。
このあとはさっきまでの抑えた感じを開放するようにセックスを味わいます。寝ている仲間と仲間の間にわざわざ入ってお互い全裸でセックスしまくるのもいいですね。
さらにはいったん男がペニスを抜くと自分でオナニーし始めて潮を吹き「もういっかいちんぽして」とおねだりします。顔は終始トロトロでセックスのことしか頭にない感じをキープ。本当にどうしようもない子です。最高。
最後の表情はさすがのひとこと
フィニッシュを受け止めてぐったりしながらも「やばー。むちゃくちゃ興奮したかも」「なんか今まででいちばん興奮しちゃったかも」と満足げなもえちゃん。それを聞いた男がまた乳首を攻め始め、またもえちゃんがトロっとした顔に。
そして男の手を握りながら「ねえ。次のさあ、休みもさあ、みんなで飲みいかない?」と提案するもえちゃん。乳首を触られて気持ちよさそうな顔をしながら「まためちゃくちゃ飲もうね」と言って作品は終了します。ほんとどうしようもない。最高。
まとめ
本作のタイトルは「秘密の共有でエスカレートする性欲。バイト先の友達には内緒で交える身体、激しい性交。」です。
天使さんの作品、特にFALENO期の作品は銘打ったタイトルのテーマとは別に「裏テーマ・裏ストーリー」のようなものがあって、通してみると「裏」のほうが際立ってくるという構造になっているものが多いと感じています。
一方本作は、深夜にとことん酔っぱらっているという隙のあるシチュエーションをもえちゃんがキャラづくりにフル活用することで、また男とのやりとりの軽妙さが生み出すリアルさを活かしながら主観に近い演出の工夫を施すことで、タイトルテーマ通り、秘密の共有による親密さと性欲がエスカレートするさまが際立っています。
タイトル・パッケージ・本編演技パート・本編絡みパートに一体感があってとてもわかりやすくパッケージ商品として総合力に優れた作品だと感じました。
そうした分析はさておき、酔ってノリノリのもえちゃんが本当にエロ可愛い作品。できればイヤホンやヘッドホンで音を聞いて秘め事を共有する感覚でもえちゃんのキャラクターを楽しんでほしい素晴らしい作品です。
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