男だらけの大家族を支える献身的なお姉ちゃんのちょっと狂った日常性活 天使もえ レビュー

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これまでにないキャラが新鮮で魅力的です

姉と弟たちの関係の空気感を含めた「日常生活としての性処理」という描写へのこだわりが良い味わい。そのほのぼのとした雰囲気の裏で大勢の男たちにかわるがわるやられまくってしまうもえちゃんの姿はとても刺激的です。

いわば表テーマと裏テーマ。どちらから見るかで印象が変わってくる面白さがありました。

そして、表から見ても裏から見ても、勝ち気でサバサバしてるけど面倒見がよくやさしいお姉ちゃんというこれまでになかった役柄の新鮮さが光ります。

・起きてきたきょうだいに朝イチのフェラ

・なかなか起きてこない残りの弟たちをフェラしたりセックスさせたりして射精させて送り出す

・買い物から帰宅するとフラれたと落ち込んでいる弟を励ましてセックス

・弟3人と一緒にお風呂に入ってフェラ抜き

・ご飯を作っている途中で弟2人にねだられてセックス(途中の描写まで)からのフェラ抜き

・お父さんにも呼ばれてトイレでフェラ

・掃除機をかけていると弟がやってきてそのまま挿入(途中の描写まで)

・みんなで寝ていると弟たちが全員起きてきてみんなでセックス

という構成。

もえ姉ちゃんがハマってます

サバサバチャキチャキしているもえ姉ちゃんのキャラクターが新鮮です。複数兄弟のお姉ちゃんポジションというのがそもそも新鮮です。サバサバチャキチャキといっても雑だったりオラついているわけではなく、みんなを的確にリードしてさばいている感じが以外にももえちゃんによく似合っています。

「日常」へのこだわり

この作品の特徴は性行為はあくまで日常ということへのこだわりです。きょうだい性の相手をするけれど、あくまで「処理」。さっさとザーメンを出させて飯を食べさせたり学校に行かせたりするもえちゃんのスタンスが面白いです。なので、めんどくさがりはするものの嫌々ではないし、かといってノリノリでエッチなことしたいということでもないという匙加減が絶妙。

ほぼストロークなしでお願いされればいきなりセックスやフェラ。それだけ聞くと結構えぐいですが、淡々と「日常」として描かれるのがポイントです。

そして、もえちゃんは気持ちよさにのめりこまないところもポイント。もちろんどんどん攻められるので感じてしまうのですが、あくまで弟たちを先の行動へと促すための性処理なので、いちいち感じてられないよというそっけない感じと、でもやっぱり感じちゃうという色っぽい表情との間のせめぎあいが楽しいです。

「しょうがないなあ」感が最高

そんなもえ姉ちゃんからあふれる「しょうがない子たちだなあ」感がたまりません。

扱いは丁寧ではないけど、ひとりひとりにちゃんと目を配ってしっかり抜いてあげるところに母性を感じます。母性といっても溺愛系のねっとりしたかんじじゃないのが心地よい感じです。

「きょうだいとの性行為が日常生活のお姉ちゃん」というのはどうやってもかなり作為的なキャラクターになってしまいますが、変に淡々ともせず、逆に積極的にもせず、自然に無理がないキャラクターを成立させているのがほんとうに見事です。

弟たちもいい雰囲気です

さらに弟たちがなんだかんだいってお姉ちゃんのことが好きなことに好感が持てました。

起き抜けにキスをせがんだり、お尻がとにかく大好きな弟がいたり、匂いが好きっていったり。

決してラブラブって感じではなく、自分たちの勝手な都合優先なのですが、お姉ちゃんに構ってほしい、お姉ちゃんとしたい、とい気持ちがしっかりつわたってくるのがとても良い雰囲気です。そして、なんとなくアドリブな感じが伝わってきてもえちゃんのリアクションが楽しいです。

こうした良い点を踏まえて、この作品の好きなシーンを紹介していきます。

好きなシーン①いきなりフェラ

冒頭、お弁当を作っているもえちゃんのところに起きてきた長男まさゆきがやってきて、「これ」といっておもむろにペニスを出します。

えー今日も?と文句を言いながら「しょうがないなあ」と手を止めて咥えるもえちゃん。「早く出していかないと。そんなんじゃいつまでたっても一人暮らしできないよ」「確かに。でもこれがないと一日始まんないからさあ」と会話をしながらフェラ。

フィニッシュした後もお互いテンションは普通。「早くご飯食べて」「(ザーメンが)濃すぎ」という言葉が並列で飛び交います。スタートして間もないこのシーンに、今回描きたい雰囲気が凝縮されていてとてもよかったです。

前述したこの作品で印象に残った好きな要素がしっかりと配置されていて、見る人を迷わせないガイド的な役割を果たしていて効果的だと思います。

好きなシーン②お尻が好きなよしひこ

のこりの兄弟たちを起こすもえちゃん。ここで注目したいのがよしひこ。よしひこともうひとりが甘えるようにむしゃぶりつくのですが、よしひこはお姉ちゃんのお尻が大好きなのです。

もえちゃんに「いつまでたってもお尻大好きだね」と笑われます。でも大好きなので「ねえちゃんのお尻すごくきれいだから」といってひたすらお尻からせめます。

この言葉に「何馬鹿なこと言ってんの」ともえちゃんが返すのが「らしい」です。「あんたはお尻ばっかり」といわれながらもよしひこはたまらず挿入。もちろんバックなのはお尻へのこだわりですね。

そして途中、別のきょうだいの騎乗位を挟みながら、よしひこの番が回ってくるとやはりバック。ふたりの兄弟をフェラしているもえちゃんをひたすらバックで突きます。

そして交代してほかの兄弟が正常位でフェラでいったあとにまたよしひこへ。正常位になったので、あれ?結局はこっちなのかな?と思っていたら「ねえちゃん、お尻お尻」とバックを要求。やはりよしひこは期待を裏切りません。

「お尻好きだなあ。あんたはほんとに。はい。」とお尻を突き出すもえちゃんの「しょうがないなあ」感もたまりません。あんなにたくさんいたきょうだいたちが部屋を出て1対1になるともえちゃんのきれいな体にもあらためて目が行くのでよいですね。フィニッシュのザーメンはお尻です、もちろん。

きょうだいのキャラを立てたのは大正解だと思います

このパート、起きだしてきたきょうだいがかわるがわるもえちゃんに入れたりフェラしてもらったりといういわば「乱交」に近いプレイです。

それはそれとして非常にそそるシチュエーションなのですが、乱交はややもすると何がやりたいのか散漫になりがちです。複数いるのに見てるだけとかかわるがわるを表現しようとするんだけど、結局ひとつひとつのプレイが細切れになって単調になるなど、登場人物が多くなればそれだけ難しいことも増えてくると考えています。

そのなかで「ひたすらお尻にこだわるよしひこ」というキャラ立てをひとりだけして、それを軸に展開したのはとても見やすかったと思います。

フィニッシュした人から退出していくというのも自然でしたし、後から加わった子が先に抜いてもらって退出したり、一番遅く起きだしてきた子は「寝ぼけてトイレと間違えた」という設定でさっさと退出したりして、「ひとりひとり順番に」という印象も薄れて単調さを解消していました。

もし乱交プレイってどこを見どころにすればいいのかいまいち絞りにくいんだよね、というタイプの方がいらっしゃったら、ぜひよしひこに注目して、できれば感情移入して見ていくのをおすすめします。抜きどころが見えてくると思います。

好きなシーン③「リードして!」

3チャプター目に当たる、ふられた「じゅんいち」を慰めて励ましてセックスするパート。ここのお気に入りは、じゅんいちを励ますシーンです。

「タイプじゃない」とフラれたというじゅんいちに「じゅんいちこんなにいい男なのにね」と励ますと「ねえちゃん」とうるうるくるのがかわいいです。そりゃ至近距離でもえちゃんにそんなこといわれたらそうなりますね。

励ましの言葉に感激してぎゅっとするじゅんいちに「あまえんぼうだからなー」とよしよしするもえちゃんに甘えたくなります。

そこで終わらないのが「日常性活」。さわりたくなってきちゃったと胸をもみ始めます。「いつまでたっても甘えん坊さんだねえ」と許してくれるもえちゃんにきゅんときます。

さらに「元気づけてほしい」ともじもじするじゅんいちに「何してほしいか自分ではっきり言いな」と諭すもえちゃん。

キスしたいというと「はい」と目を閉じてキス。お姉さん感が良いです。もうおしまいという言葉にグズるじゅんいちにもうしょうがないなあのもえちゃんが甘い。「ちゃんと自分でしたいこと言いな。じゅんいちいっつもしてもらうのまってばっかり。だめだよ」とさらり優しくいいきかせます。

そして「リードして。おねえちゃんのことリードして」とかわいく命令します。リードしてと優しくリードする余裕のある大人の女性の雰囲気がとてもいいですね。

何よりもセクシュアルな感じというよりも相手の甘えに目線を合わせてコミュニケーションしている感じがとても素晴らしい。性的なニュアンスは双方もっているんだけれども必要以上に淫らになったり興奮しないところが日常の延長線上に感じられて癒しのようなものがありました。

もちろんそのあとも、優しくあまあまなプレイが続いてとてもエロくて癒されます。もえちゃんの表情がとても柔らかいのが印象的なパートです。

とにかく甘えたい甘やかされたい人はこのパートがおすすめです。

好きなシーン④お風呂の和気あいあい

みんなで一緒に入りたいといわれてじゅんいち、けん、ごうと3人と一緒にお風呂に入るこのパート。

いちばんの良さは、お題だけ決まったフリートークのように会話が展開するところです。おそらく、もえちゃんが順番に質問していくことと、質問する内容は決まっていて、男優さんが実際に答える答えは知らされてない状態なんじゃないかなと思いました。

なので、けんがテストで0点を取った答えに「0点?国語って言ってなかった?国語で0点なの?」と笑うリアクションや、ごうがサッカーで県大会出れそうというので「どこで出るの?」ともえちゃんが話を広げて「フォワード」と言われると「フォワード?フォワードってどこだっけ?」って聞くリアクションがとても自然。びっくりしたり笑ったりするもえちゃんの表情の魅力が引き出されています。

もちろんあったまったから出ようとするもえちゃんを引き留めて胸を触り始めます。「やっぱりそれがねらい?もうしょうがないなあ」。しょうがないなをまたいただきました。

このノリがお風呂の会話のほのぼのな感じとよく合っています。たっちゃったというじゅんいちとごうのペニスをナチュラルにフェラし始めて、湯船のそとから眺めていたけんに「けんは?」とちゃんと声をかけて呼び寄せ3人いっしょにフェラする心配りに母性を感じました。

好きなシーン⑤おとうとたちの求める感じがたまらない

描写としては途中までになるのですがご飯を作っている途中で2人にねだられてそのままハメられてしまうシーンは個人的にそそりました。無言でおねえちゃんにがっつく感じがもえちゃんねえちゃんとやりたい!という雰囲気が良く出ていました。その間も「ボタン取れてるよ」「宿題やったの」の通常運転なのがさすがです。

最大のおすすめは最後のパート

そして最大のおすすめはやはり最後、みんな布団に入ったけどやっぱり寝られずみんなでもえちゃんの体に集まってくる5人というシチュエーションのパートです。

群がり具合と無理やりな感じがちょっとめちゃくちゃにされている感じがあってそそります。

とはいえそこは「日常性活」。「おっぱいおっぱいって小学生?おっぱいお尻おっぱいお尻ってばかじゃないの」としかり飛ばしつつ触らせてあげ、「わかったから。はいはい。はやくしてさっさと寝るんだよ」といなしてフェラしてあげるのが微笑ましい。「いった人から順番に寝ること」と念押しするとこでニヤリとしてしまいます。

おそらくなのですが、大勢の男に囲まれてエッチなことをされてしまうという絵がこの作品でもっともほしかった絵なんじゃないかと思っています。しかし、それを無理やりの設定でやってしまってはダークすぎてしまいますし、自分からむしゃぶりついていく痴女・淫乱系だとちょっともえちゃんのいまの気分ではない気がしています。

そこでこの「しょうがないなあ」というもえ姉ちゃんのキャラクターがこのパートでとてもいきてきます。次々にしゃぶらされ入れられ舐められいじられ、かわるがわるやりたい放題されてきょうだいたちに押されてる感じになるもえちゃんと「はいはい」といなす感じが交互にくることで、日常としての乱交(文字にすると何言ってるのかわかりませんが)という描写がきちんと成り立っていて、このあたりに演出の妙を感じました。

流れるように次々と

絡みとしての興奮のヤマは2時間13分ごろから。騎乗位で本格的に突かれてイってしまうところがスタート。

そこから続いて四つん這いにさせられてバックから。そのまま腕を後ろ手にされて突かれるからだがとても美しいです。

さっきまでの強気な態度からぐっと感じ始めるのが緩急があってそそります。

そこから流れるように別のきょうだいがバックから挿入とフェラ。もえちゃんもわかっているかのように態勢を合わせてに行くのがいやらしいです。

さらにそのまま背面騎乗位で突かれつつすかさず2本のペニスが両脇から出てきてなめさせられ、結合部を別のきょうだいになめられ、乳首もまた別のきょうだいにいじられるこの5人同時攻撃は、ちょっと輪姦チックなテイストでグッときました。

でも、このあともかわるがわる入れられて出されるザーメンは誰かがティッシュできちんとふき取る親切設計。けっしてダークにはしないという明確な意図を感じます。

このティッシュでザーメンを拭く行為は全編通じて貫かれていて、あくまで日常なんだから出したものはきれいにするでしょ、というメッセージに加えて決して姉ちゃんを「汚す」のではないというメッセージにもなっているのがとても興味深かったです。

楽しそうな「ザーメンキス」

そうこうしていうちにみんなフィニッシュを迎え始めるのですが、舌や顔が多めなのはそそります。

そのなかでもえちゃんは「すぐ顔に出すー」といいながよしひこを呼び、ザーメンがついたままの口でキス。「されたくなかったら顔に出さないの。ばか。」これがアドリブだったらめちゃくちゃすごいなと思ったシーン。

もえちゃんもまわりも自然に受け止めていたので、「じゃあここで顔に出していただいた流れであまつかさん、よしひこにキスでお願いします」という打ち合わせも成り立つとは思いますが、入れ代わり立ち代わりの流れのなかで自然にそれができたとしても、それはそれですごいなと思います。

こういう「役柄としての演技なんだけど限りなく素の状態」というシーンに立ち会うと個人的にワクワクします。

きょうだいらしい会話とフェラのコンボが良いです

「あんたたちふたりがずばぬけて変態」「ねえさんがそんなこといってくれるなんて嬉しいな」「ねえさんのせいだから」「ちがうから。どっちかというとお父さん」「でも姉さんがいちばんの変態だよね」「ちがいます」「いまだってね」「そう思うと母さんも変態だったんじゃない?」「ねえさんが変態なのは母さん譲りなのかな」「ちがう。そういうこといわないの」「でも俺たちきょうだいみんなねえさんに感謝してるよ」「ほんとだよ」「いつも料理とか作ってくれてほんとありがとう」「いまいうこと?」「「今しか言えないもんな」「日頃言っておかないと」「ねえさんのカレー一番大好きだよ」「俺も好き」「わかったから。明日おいしいカレー作るためにも早く出してくれませんかー」「はーい」

この会話、きょうだい2人をフェラしながらなのですが、誰がいちばん何々、とかお父さんに似てるとあお母さん譲りとか、きょうだいの会話っぽくてめちゃくちゃ好きです。

一番好きな表情はここです

表情でいちばん好きなのは2時間10秒過ぎの入れたいって、と股を開かせられたとき。口を淫らに開いて息が上がった感じと紅潮した感じが良いです。

そしてそのまま自分でヴァギナを開いて「よしひこもやりたいの?」と息も絶え絶えに、でも優しく聞きます。

よしひこが肯定すると、ふふって笑って「しょうがないなあもう」。「ほらおいで」という表情がとてもなまめかしくて興奮します。その後の感じ方も没入感があるのがかわいらしくてたまりません。

ところでこうやって見ていくと全編通して「よしひこ」が筆者にとってのポイントのようですね。

「抜きどころはよしひこ」というワードが浮かんできましたが、それだと端折りすぎて意味違ってきてしまいますね。

姉ちゃんもみんなが好きにキュンときます

最後のピストンは正常位。ほかのきょうだいが寝た状態で1対1で突かれまくるもえちゃん。「俺たち兄弟のことみんな好き?」と聞かれて「好き。好きだから」と答える姿がとてもキュート。

どこまでも献身的にきょうだいの求めに応じるもえちゃんにキュンときます。でも最後はやっぱりみんな大好きな顔でフィニッシュでおかんむりでした。

体と心に優しくてエッチな作品です

今回はシチュエーション重視で、視点がどちらかというと俯瞰寄り情景描写寄りで気持ち引き気味の印象です。したがってもえちゃんをもっと近くで見たいとか心情の変化を楽しみたい、という観点で見るともう少し踏み込みたいという気持ちになるかもしれません。

また、兄弟たちの性処理で大忙しの日常というテーマが徹底されているので、もえちゃんがめちゃくちゃ感じまくっちゃうという描写はポイントを絞って行われています。従っていつものようにもえちゃんがガクガクするところが見たいという欲求とは方向性の違う描写になっています。

逆に言うと、制作陣が実現したかったシチュエーションはぶれずに表現できていると言えます。

あくまで妄想にすぎないのですが、前述したように制作陣はまずは「たくさんの男たちに囲まれてかわるがわるやられちゃう」という絵がまず強烈に浮かんでいたのではないかなと推察しています。

「日常」の描写が最優先なのであるとすれば、寝床のシーンはいわば重複になるのでどちらかを別のシチュエーションに振り分けたほうがバリエーション的にはよい。でもたくさんの男に囲まれるのであれば寝床がいちばん自由度が高い。そんな想像です。

もちろんスタジオセットのバリエーションの制限かもしれないのですが、作品全体の熱量の度合いから、「これが撮りたかった」という気持ちが伝わった気がしました。もちろん妄想ですが。

そのシチュエーションを日常というテーマでくくって、お姉ちゃんもきょうだいもみんな仲良しという描写を重ねることで、エッチで楽しい作品になりました。

かわいい子が「ちょっと狂った日常」に放り込まれるという描写そのものをぜひ楽しんでほしいと思います。

重々しくドロドロしたのはストレスだけど、設定がおちゃらけすぎるのも白けてしまう。そんな気分の時に、賑やかな気分になりながらほのぼのと癒されて見てほしい、いうなれば体と心に優しくしてくれる意欲作です。

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