SNSで裸を晒す“裏垢女子”はもしかしたらお隣の天使さんかもしれない…性欲と承認欲求強めな美人OLとのご近所オフパコセックスで毎日射精漬け 天使もえ レビュー

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ナチュラルえっちなおねえさんがまた次のステージに

かわいいと褒められて撮られるうちに次第に顔つきも動きも淫らに輝いていく姿に引き込まれます。裏垢女子としての役柄と女優としてのもえちゃんの素の境界がときおり曖昧になることでドキドキ感がとまりません。

もしかしてもえちゃんの素のキャラクターって・・・と思わせてしまうほどの演技の力量でドキュメント作品よりリアルな手触り感がこれまでにない魅力。

「ナチュラルえっちなおねえさん」の演技がもう一つ先のステージに進んだ気がします。

妻にぞんざいに扱われて鬱屈している男が楽しみにしているSNSの裏垢女子「あんへる」の投稿。その投稿主と隣に住む美人OLの特徴が似ていることに気が付いた男がそれを確かめに女の子の部屋を訪れるという導入。

・あんへるであることを確信して迫り強引にセックスしてしまう

・謝罪に訪れいかにファンかを力説したらコスを撮らせてもらいそのまま勢いでフェラ。フェラ顔も撮影

・男の家で撮影した画像と同じ下着を披露。そのまま流れでセックス。その姿を撮られる

・男の提案であんへるの部屋で彼氏が寝ている脇でおもちゃ攻め。そのシーンを撮影される

・あんへるが素人投稿サイト用の動画を撮ろうと提案。ハメ撮りを撮影する→エンド

という構成です。

導入部以降はプレイに加えてその姿を撮影するということにこだわるところが本作の一貫したトーンになっています。

チャプター1 なし崩し感と期待感

裏垢でエッチな画像を投稿していることが彼氏にばれたらどうする?といいながら男に迫られるあんへる。

このパートの面白さは「なし崩し感」にあると思います。脅迫のノリでいくのかと思いきや男はひたすらお願いしますと懇願しまくりかわいいと褒めまくってセックスをしかけようとあの手この手で迫ります。

あんへるはそれを嫌がりながらなんとなく受け入れてしまい、なおかつ感じまくってイキまくってしまいます。嫌なのかOKなのか曖昧なまま最後まで行くのが快感に吞まれていく感じがあってとても良いです。

おすすめ①なし崩し感が良く出ている19分過ぎ

乳首を攻められ、パンツ越しにヴァギナを攻められイってしまうあんへるに男はテンションが上がり、パンツを脱がせて頑張ります!気持ちよくします!とクンニをはじめます。「そういうことじゃない」と嫌がるあんへる。しかし始まるとあえなく陥落。またイってしまいます。この時の嫌がり方と恥ずかしがり方からのイキ方の絡み合いがとてもかわいらしくてキュンときます。

おすすめ②は31分過ぎ

結局挿入されてしまうあんへる。正常位でイかされたあとの対面座位。イった快感の余韻で自分から腰を動かして擦り付けます。そしてディープキスをしながら「これ深すぎ」とさらに動かします。「やだってば」といいながも感じるあんへるを今度は男が突き返していくと「まただめっ」と男の首に手を回してぎゅっと抱きながらイきます。このぎゅっとするシーンが常に嫌がっていたあんへるが快感に耐えきれずに降参したようで興奮するとともに、その仕草がとてもかわいらしくてグッときました。このあと騎乗位に移行するのですが「おなかいっぱいで苦しい」と言いながら乳首を攻められると「私おっぱい弱いから」とまた自分から腰を動かし始め「それやだ」といいつつもイってしまいます。ここはもう嫌がるというよりも男の巨根を堪能モード。一連の流れにそそられました。

おすすめ③36分過ぎ。

座り位置で後ろから腕を掴まれてバックで突かれる体のラインがとても奇麗で興奮します。そのままイかされうつぶせに倒れこんだところを男が挿入しながら背中から耳へと舐めていきます。耳をねぶるように舐められながら腰を動かかされビクビクと感じるあんへる。制圧されてしまった感じがそそります。その後背中から押しつぶすように覆いかぶさって打ち付けるようにピストンされるのも征服感があります。

快感に吞まれていくあんへるの変化

「かわいい」「エロい」と何度もほめながら迫る男、そのたびにあんへるの抵抗が弱まるように感じます。そして、男のペニスに対して「大きすぎ」「そんな大きいの入らない」「固すぎ」とその大きさを印象付ける言葉を口にします。

このパートはいわば「きっかけのセックス」という位置づけ。

自分のことを褒めまくってくれるしペニスも大きいし・・・で嫌がりつつも受け入れた、なのか単に押しに弱いだけなのか、ここでは読み取れませんが褒めとペニスに対する反応の良さがその後の展開を予感させます。

とはいえ、なぜ最初に男が訪れたときに知りませんと追い返さなかったのか、迫られたときに激しく抵抗しないのか、裏垢がばれたり周りに言いふらされたりすることへの恐怖で言いなりに、というのが素直な解釈なのでしょうが、その割には男の「バレたらどうする」は最初にしか出てこないのでちょっと動機付けには弱い気もしますね。筆者はまた別の解釈が浮かびました。

身体がとてもきれいに撮れているのも良いです

付け加えておきたいのが、このパートの映像のとてもきれいで柔らかな印象です。照明の雰囲気がとても良くてもえちゃんの身体がとてもきれいに映えています。硬質な冷たい美しさではなく明るくソフトな優美さという趣なのでかわいらしさが強調されてとても好みでした。

チャプター2 見られる自分・認められる自分

別の日に男があんへるに謝りにくる、というところからスタートするこのパート。男は謝りながらも自分がいかにファンであるかを力説します。画像がとてもかわいいこと。実際にかわいいこと。見せ方も体も素晴らしくて他とは別格だということ。

それを聞いて少しずつ嬉しそうな表情を見せるあんへる。特に男が、衣装が素敵なこと、1か月まえ位の投稿まで覚えていてその衣装が好きであることなど、衣装のことに言及すると「そういうのわかるんですか?」と大きく反応します。その結果、その衣装を男に見せることまでします。

さらに自分の姿を撮影するのが楽しいと漏らすあんへる。そしてその理由について「いつもと違う自分」と答えます。褒められることへの快楽。こだわりポイントに気が付いてくれたことへの喜び。あんへるが自分に関心が向けられ褒められることに強い快を感じる人間であることがわかります。

ふたりの思惑

そしてその自分とは「いつもと違う自分」。普通に暮らしている表面上の自分ではなくもっとかわいく見せたい見られたい、そのことを称賛されたいという欲望をさらけ出した自分です。これまではその自分を自分が撮影して「いいね・フォロー」をもらう承認欲求で満たしていました。

しかしいま、生身の男に直接欲望されて直接称賛される快楽を目の前にしています。もちろん危険もあるでしょう。どちらが得かは意見が分かれるが新たな刺激であることは確か。そしてこいつは大丈夫そう。しかも巨根でセックスも上手い。そんなあんへるの頭の中を妄想しました。

男としてもそんなあんへるの様子から、ファンで好きなのは本心ではあるが、褒めればトラブルは回避できそう。なんならワンチャンもう一歩すすめそうという計算はあるでしょう。誉めながら様子をうかがっていくのが基本戦略になったはず。

そこで、お気に入りの衣装を着た姿を撮影したいと切り出します。あんへるは案の定嬉しそうに「投稿できるやつ?」と返します。可愛く撮れてSNSで反応がもらえるならOKという価値観ですね。

自然体のやりとり

男に向かってポーズをとっていくあんへる。このポージングも素敵なのですが、何より魅力的なのがリアクションがとても素に近く、男との距離が一気に縮まったように感じること。言い過ぎかもしれませんが撮影の合間に遊びで撮った一幕、といったオフな感じさえ受けるナチュラルさです。

このナチュラルさを維持したまま、男はペニスを取り出しあんへるの身体に擦り付け始めます。この時のリアクションも本当に素かとおもってしまいます。

いきなり擦り付けられて「固いの当たってる」という反応。男は突然衣装と体の間にペニスを挟むのですが、それにちょっと驚いたような笑ってしまうような様子。男の変態ぶりを笑って受け入れる表情と大きなペニスに淫らな気持ちになっている表情がないまぜになってとても良いです。

また、さらに男はあんへるの脇にペニスを挟んでしごくのですが、その時の「脇フェチってほんとなの?」という言葉にグッときました。脇フェチという設定が突然出てきたためにまるでさっきまで撮影外で男優さんと話していたことが流れで本編に出てきたようなそんな気持ちにさせられて、これもまた素を感じさせる要素でした。

見られる意識が淫らさを加速

かわいいかわいいとほめながらペニスを擦り付けながら撮影する男。とうとうペニスを掴ませてその表情を撮影。その顔もかわいいと褒めるとあんへるはよりえっちに撮れるように舌を出し始めます。「エッチ?」と聞くあんへるに「エロい可愛いし最高です」と答えるととうとう舐めてくれます。

撮影されていることを意識したポーズと表情をしながらフェラするあんへる。「可愛く撮れてる?」と確認するところにこだわりを感じます。褒められるほど生き生きする表情もたまりません。フェラしているところを撮られていることよりかわいく映っているかどうか。最初はあんまりエッチなのはとか顔は撮っちゃダメとか言っていたとはとても思えない変わりようです。

楽しそうな姿にこちらも楽しくなります

フェラそのものも男に気持ちいいと褒められどんどんノリノリになっていきます。上目遣いで楽しそうにしたから舐め上げていく姿に興奮します。この途中、男が顔ちっさいですねというと「ちんちんがおっきいんだよ」とあんへる。「比べてみたらすごい」「どのくらい?」スマホで顔と横にあるペニスを込みサイズで撮影しあんへるに見せる。

「全然違いますよ。このくらい」「やだはずかしい」「全然違いますよほら」「やだ。ちんちんおっきくし過ぎなの」というやりとり。これもふたりとも役柄上のセリフには聞こえない普通のじゃれあいの会話。リアリティが湧きます。さらにのってきたあんへるはグッと深くストローク。

「全部入りきらない」という言葉がかわいいです。男が深く口に突きさす姿を撮られてしまいます。苦しそうにするあんへるに男は謝りながらも気持ちよかったと伝えます。これに対しあんへるは笑いながら「よかった」。可愛く撮られてうれしいだけではない気持ちの近づきにグッときました。

気持ちの近づきを表すようにあんへるはペニスにキス。「こういうの好き?」と舌を出してペニスに付け、唾液の糸を引きます。そこから最後のストロークへ。めちゃくちゃ淫らでそそります。そのまま舌上発射。最後までカメラ目線を外さず上目遣いなのがたまりません。

かわいいへの執着

このチャプターでとにかくかわいいと言われることに異常に反応することが印象付けられました。そしてそれは撮られること、そしてその先にあるSNS上での反応と結び付けられていることもわかります。同時に男が無理やりセックスした男ではない存在になったこともわかります。かといって好きになったとか気に入ったとかいう描写もありません。あんへるの意図は謎のままです。

素に近いようなやりとりが魅力のこのパート。同時に男があんへるのファンとしていかにあんへるが魅力的かを語り、ひらすら褒めまくるの姿に親近感を覚えるパートでした。特に最初のポージングや衣装、見せ方を具体的に褒めるシーンは、ふだん筆者がもえちゃんに対してこんな感じで褒めることあるなあ、という要素がたくさんあって男優さんに感情移入してしまいました。それもふたりの雰囲気作りが抜群だった証拠だと思います。

チャプター3 性欲と承認欲求が開花していきます

別の日、男の部屋を訪れたあんへる。ここでこの前のフェラ顔や投稿について話す。ここでも男は褒めまくるのですが、ふとなぜ裏垢をやるのかについて問いかけるのでした。

「好きなんだけど普通なんだよね」「洋服とかあんまり興味ないみたいだし下着とかかわいくしても全然気づいてくれたり褒めてくれたりないし」とこたえるあんへる。

性的にはオーソドックスで女性の外見の変化に鈍感だったりあまり言及しない男性、というのは沢山いそう。一方で、自分が可愛くしてそれを褒められることに喜びを感じる女性というのは極めて普通の感覚であります。しかしあんへるはそれがあまりにも強く、そしてその欲求が性欲とも結びついてしまった。それが裏垢の存在なのでしょう。

褒められることへの強い欲求

褒めてくれる男にあんへるはこういいます。「いっぱいほめてくれるよね 私ずっとアイドルとか憧れてたんだよね。だからなんかかわいいっていっぱいほめてもらうのすごい嬉しい」私はもっと注目を集めたかった褒められたかったもっと求められたかった。そんな思いが感じられるセリフです。ここがあんへるの行動の原理なのだと感じました。そんな思いが見られることへの執着につながっているのかもしれません。

見られたい

必死に体を舐める男に「そんなにいっぱい舐めたら見えなくない?」と男が自分を見ているかどうかを気にするあんへる。近くで見てるからと答えると「もっと見て」と求めます。男を求めながらさらに「みて。私のこといっぱい見て」。性欲と承認欲求が強め、という設定ですがやはり承認欲求なのでしょう。

それは自分から求めて男が挿入した後の「エッチしてる時の私かわいい?」という問いからもわかります。男が肯定すると「うれしい」と本当にうれしそう。セックスが気持ちいことよりもセックスしている自分がかわいいかどうかがより大事なあんへるでした。

撮られることへの快感

そして「かわいい私」「承認される私」がより欲望されて「撮られる」ことに強い興奮を覚えていきます。シャッター音が鳴るたびに興奮した表情を隠せなくなり「撮られるの興奮する。やばい」と口にします。もっとよい感じに映るように淫らなポーズを決めていくあんへる。

腰かけた男にバックから繋がろうとします。「入るところ見て」と言いながら男のペニスを受け入れるポーズがめちゃめちゃエロいです。もちろんここでも「撮って」。そしてそのまま入れてから自分から大きく腰を振っていくのですが、これも快感をむさぼるセックスでありながらいやらしく撮られるためのセックス。自らの欲望を全開にした姿がそそります。

興奮されることへの喜び

見られて撮られて高まっているあんへるの姿に興奮を覚える男。その興奮はあんへるを欲望し承認する証拠。それは彼女に喜びをもたらします。むしゃぶりついてクンニする男に「興奮してくれてるの?」と問いかけ「うん」とうなずかれると「うれしい」と喜びます。

そして興奮してくれたから、といった後「じゃあもっと興奮するようなことしてあげる」と仰向けの男の顔にまたがるようにして股間を近づけます。もちろん男はこの姿も撮影。そしてもちろんあんへるはそのことに喜びと興奮を高めていきます。

お尻がいいです

このパートの絡みのおすすめポイントというか、注目ポイントは「お尻」です。

前述した、腰かけた男とバックで繋がるシーンもガニ股のようになって大きくグラインドさせていくお尻がとてもいやらしいですし、対面座位の態勢になって快感が止まらずにお尻を小刻みに震わせ続けるのもとてもそそります。お尻の動きを追っていくだけでこちらのテンションも上がっていきます。

カップル感

褒められて求められることへの執着が際立つこのパートですが、その生々しい欲望を包み込むように感じるのがあんへると男のカップル感です。

脱いだり触ったりする合間の会話。「めっちゃいいじゃん。かわいい」とフランクに声をかけながらさらっとスマホで撮影する。それに笑顔で答えながら自然にポーズを撮る。あんへるが投稿した画像の下着をほめる。「いったやつ着てきた?」「きてきた」「見せてもらっていい?」「ほんとにいいの?ばれたら」と柔らかく笑うあんへる。

後ろに回って愛撫する感じもゆっくりまったりで恋人感。「似合ってる?」「めっちゃかわいい。完璧だよね。彼氏うらやましい」。言葉を自然に緩やかにかわしながらさらに愛撫していきます。男の攻めにイったあとに笑顔で迎え入れてキスするテンションのあがった顔の笑顔。男がたまらず脱いでペニスを見せるともっとぱっと笑顔になって「いつもこんなに大きいの」と笑うところ。

カップル感というフィルター

男優さんもとてもナチュラルな口調で、しかもほぼ同年代のように見えることもあって、本当に普通に若い男女が交わしているようなやりとりと雰囲気が感じられるのがとても良いです。

性欲と承認欲求を満たしていくのではありますが、このカップル感のフィルターを通してみると、女性が恋人の男にかわいいとほめられ認められ求められることに喜びを感じ、一緒に気持ちよくなることはとても自然なことで、ずっと見ているとそういう仲の良いカップル同士のむしろ理想的なセックスに見えてきます。

でも彼女は裏垢でえっちな姿をもっと見られたがっていて彼氏以外の男とセックスしががりその姿を撮られたがってそのことに興奮している存在です。でも別に彼女は男のことが好きなわけでも男に溺れているわけでもなさそう。この二重性みたいなものがとても面白く感じました。

チャプター4 ヤバいのが気持ちいいあんへるがヤバい

前のチャプターで「いいこと思いついた」と話した男。彼氏が寝ています。男が語った「いいこと」とはその脇でエッチな画像を撮ろうという提案なのでした。「やばいよ」と口では言うあんへるの表情の尋常じゃない輝きがヤバいです。

「えっちなものみたいで恥ずかしい」といいながら「こういうのにあこがれてたりしてた?」と聞かれて否定しない。明らかに喜んで興奮しているのが手に取るようにわかります。そして服の下には布が極小の下着。「かわいい」「これ似合うの君だけ」と言われて嬉しそう。

ますます欲望を解放し性癖を開花させているようでこちらもゾクゾクします。寝ている彼氏の起きそうな気配に怖気ずくどころかまずます表情を輝かせるあんへる。「やめる?」という男に「だめ」と答えもっと気持ちよくなろうという言葉にうなずきます。

オモチャ攻めされるあんへるの表情や所作がとてもエロくて素晴らしい。彼氏の近くで攻められているという刺激。そしてそれを撮られているという興奮と快楽。自分の願っていたことが実現して発情している姿にグッときます。

自分でおもちゃを当てる姿を撮られるときに「ここでも私かわいい?」と確かめるのはやはりとニヤリとします。

またもお尻がいいです

その姿を見た男はあんへるにバイブを入れてパンツで止めてしまい入れたまま彼氏が寝ているベッドの脇まで行くよう促します。言われたとおりに四つん這いで移動し、ベッドに手をついて感じまくります。こちら側にお尻を向け、バイブを入れたまま大きく体とお尻がうねっていくのがちょっと下品でいやらしいです。

さらにこんどは体の表をこちらに向けるように言われ、バイブがささった腰を突き出して腰を震わせながら感じまくります。気が付かれそうになって男のように戻ってくるあんへるですが腰の動きはとまりません。四つん這いのままイキまくります。そして「みてもっと見て」と写真を撮られながらまたイキます。そして最後に「ハマっちゃうこれ」。あんへるのしたかったことが詰まったパートなのでした。

チャプター5 「エスカレートする素人」とはこのことです

あんへるの部屋でふたり。まさかのあんへるビデオカメラ購入。素人投稿動画サイト用にハメ撮りを撮ろうと提案します。男は若干引き気味なのが面白いです。

プロフェッショナル女優が素人女優を演じる二重性の面白さ

プロフェッショナルな女優が素人投稿動画を撮るという構図がとても興味深い。かわいく撮られることへの執着・見られていること取られていることを意識したふるまいはAV女優としてのそれでもあるからです。

男の「さすが撮られなれてるね」ということばがあんへるに向けた言葉なのか、「天使もえ」に向けたの言葉なのか二重の意味に聞こえてきます。そう思い始めると「撮られるの興奮する?」「最近。特に」というあんへるの答えや、その後のやりとりも「男とあんへる」「男優さんともえちゃん」の二重性を帯びてきてとてもドキドキしました。

素人がハメ撮りを撮影するという演技をすることからプロの女優と男優ですハメ撮りではなく素の状態に近づけた絡みをすることになります。そのことが、ナチュラル感とプライベート感を演出していてドキドキします。会話のテンポや言葉のやりとりもどんどん素の感じになってきて良いです。

もちろんハメ撮りというのはそういったリアリティと近さを生み出すための手法ではあるのですが「演技として素人のハメ撮りを表現する」という枠組みを設けたことでより息遣いを感じるセックスになったと思います。

「素」のナチュラルさを象徴するシーン

その素を象徴するようなシーンがあります。下着をよりエッチなものに着替えるシーンであんへるはパンツを身に着けようとします。すると男が「なにここ白くなってる部分あるよね」。そう裏返しになっていて内側の股間に当てる部分が表になっていたのでした。

しばらく気づかないあんへる。ようやく言われている意味に気が付いて「これは逆なだけ」と笑いながら慌てます。

「いやだ。はずかしい」「真剣にそっちの方向かと思っちゃったよ」「やだもうはずかしい」「ちょっと。雰囲気が台無しじゃないですか」「ここはカットするの「しません。ぜったいしません」「だめ。する」「いまほんと素で恥ずかしそうな顔をしているのが」「いまほんとに素で恥ずかしそうな顔してるでしょ。くっそお。かわいい顔しやがって」「だめ。ぜったいにそこはカットする」「だめですよ。カットしませんよ使います使います」「はい。なかったことになりました。はいやりなおし」

じゃれあうような笑いあいのなかでのやりとり。

ちょっとしたNGシーンのようでもあり日常のひとこまのようでもあり。とてもナチュラルで和気あいあいとしていてとても親密さを演出されたシーンでした。

そこから一転またグッとセクシーなポーズで雰囲気を変えてエッチな方向にシフトチェンジしていくのがさすがの一言です。

おすすめ①恥ずかしいのが気持ちいい

自分の指でイクあんへるの顔を映すカメラ。ズームバックするとズボンの上から男のペニスを足でまさぐっている姿が見えます。股間をいじりながら「もう無理。ほしい」男がペニスを出すと足でしごき始めます。

「私おちんぽ好きってばれちゃう」「ちんちん大好きじゃないの?」「大好き。大好き」「じゃあいいじゃんばれても」「はずかしい」といいながら嬉しそう。「おちんぽ大好き」「そんな足先ですりすりすりすりしてさあ」と男がいうとペニスで足をしごいたままイきそうになります。

「だってこんなにいやらしいこといってみんなに見られちゃう」「かわいい?今私かわいい?」と聞くあんへる。アップにされ「かわいい」と言われると「ほんと?ほんと?」と確認しながら「もっと。もっと見て」とおねだり。イク顔を顔が全面になるほどのアップで撮られます。

おすすめ②こちらに見せてくれるフェラが素敵です

フェラのシーンはまずは横に固定して撮影。ちゃんと見えるようにフェラをし、キレイな体全体がよりきれいに見えるポージングでこちらに見せるように、こちらを見ながらフェラしてくれるのがたまりません。そして手もちに切り替えてまた顔が全面になるくらいのアップでフェラ顔。

「かわいい?もっといって。うれしい」といいながら入れたいを我慢してするフェラがとてもいやらしくてかわいいです。

おすすめ③やはり騎乗位です

ようやく入れられて思う存分つかれたあと、さらに騎乗位の態勢からつながったまま後ろに体を倒し、腰を突き出すように振っていきます。きれいな体全体やすらっとした脚がはっきり見えるこの態勢はやっぱりいいです。

おすすめ④「見ないで」と「見て」の錯乱

さらにバックから突かれるあんへる。その顔をカメラが顔についてしまうようなアップで撮られます。もっと見てと言っていたあんへるがさすがに恥ずかしくなったのか「イクの見ないで」と連呼します。

しかし男はちゃんとカメラ見て、この顔がすごくかわいいからといって やめずにピストン。顔をアップで写されながらイく姿が息をのむテンションで興奮します。

一方でラストスパートの正常位。またもグッとカメラが近寄りあんへるの顔を映します。こんどは「見て。見て。イクの見て」と口にします。もはやねじが飛んでしまったのか、さっきとは裏腹な姿にまたしてもテンションが上がりました。

見られて褒められて満足な姿がかわいい

ここでもかわいく撮られることへの執着は健在。「抜けるやつ撮って」とお願いし、「みんなこれみてしこしこするよ」と言われれば「うれしい」。男の指をしゃぶりながら「いっぱい抜いてください」。そして「撮られるといつもよりすごく気持ちい」。「水着かわいいね」「ほんと」「かわいい」「もっと見てほしい」。イった顔を見て「その顔かわいいね」「うれしい。もっといって」。

褒められることでテンションを上げていきます。 ラストのフィニッシュ後も「サイトに配信するんでしょ」と男に聞かれると「絶対する」と満足な表情。「いっぱい見てもらえるといいね」「いっぱい、いっぱい私で抜いて、くださいね」とめちゃくちゃかわいくいって終わります。

ラストの「狂気」

投稿したハメ撮り動画を見ながら評価がどんどん上がっていくことに大喜びするあんへる。その隣で無表情な男。しかしそれは目に入らず食い入るようにあんへるは画面を見つめます。どれがいちばん評価が高いかを気にするあんへる。「あんへるちゃんの承認欲求はとどまるところを知らない。なぜそこまでになれるのか、ふと考えてしまった」と男は心の中でつぶやきます。

画面は切り替わりパソコンを見るあんへるの目のアップに。すごいすごいと言いながら動画を見つめる目は狂気をはらんでいるように思えました。

男にカメラを渡し「ねえ。次はもっとエッチなやつ撮影しよう」と服をはだけさせるあんへる。「でもそんなことを考えてもしかたない。いま、この瞬間を楽しもう」「僕は自分にそう言い聞かせた」男のモノローグで物語は閉じます。

男の存在とは

あんへるにとっては男は恋人ではありません。友達でもないかもしれません。もちろん自分をほめ、快感を与えてくれる存在ですから嫌いではないでしょう。しかし承認欲求をふたりで追求した結果、みんなから高評価を得られる動画や画像を生み出すためのある種の「道具」に行きついてしまったのではないでしょうか。

男はそのことに、あんへるの頭も心も実は男自身にはないことを感じてしまっているからこそ「いまを楽しもう」と「自分に言い聞かせ」納得させる必要があったのだと思います。あんへるの狂気をはらんだ執着はどこまで行くのか、どこに行きつくのかわかりません。いずれこの男がもたらす刺激では満足できなくなるのかもしれません。

承認欲求の光と影

世の中には承認欲求で露出する「素人」はたくさんいます。金銭的な利益を得たいという側面ももちろんあるでしょうけれども、誰かに可愛いと言われたい。いいねを押してもらいたい。フォロワー数を増やしたいという欲望はとどまることを知りません。

一方、もえちゃんのような女優さんはそのような人たちが求めるものをより純度高く評価をされることで様々な価値を生んでいる存在でもあります。可愛く撮られたいし、評価だってされたいという面ではそこはプロもそうでない人も同じ面があるのかもしれない。見られること、かわいいと思われること、誰かに認められること、そのことの楽しさと闇のようなものを感じてしまいました。

限りなく曖昧な境界線の魅力

こうした思いは冒頭でも書いたように裏垢女子としての役柄と女優としてのもえちゃんの境界が限りなく曖昧になることで与えられた感情です。あんへるはあくまで作品上の役です。もえちゃんは役柄を素で演じているわけではなくきちんとあんへるになっています。しかし役柄のことをもえちゃんとは全くの別物と感じず限りなくもえちゃんの素をときおり感じさせるこの力量は半端ないものがあります。

作品の中で魅力的な役柄を演じ、役柄を魅力的に演じるたびに、それが作品の中だけで終わらずにもえちゃんという女優のキャラクターそのものを拡張させていく感覚。女優さんとしてますます魅力的になるような可能性を感じます。

ぜひもえちゃんと役柄との「境界の曖昧さ」、そしてそこから生み出された肩の力が抜けたナチュラルと内に秘めた欲望が解放されるドエロさを楽しんでほしい素敵な作品です。

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