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静かに、とめどなくあふれる欲望
間違いなく色情狂。しかしそれは静かに秘めた欲望がとめどなくあふれ出してくるかのよう。おとなしくてかわいらしい子がその雰囲気のまま変態的なエロを加速させていく姿に興奮します。
痴漢願望のあるナースもえちゃんが同好の士があつまるネットの掲示板で男を誘いいろんなところで痴漢されたりセックスしたりする、というストーリー。
病院の廊下でオナニー(導入のみ)→電車内で男から痴漢され手コキ発射→患者に掲示板に書き込んでいるのがばれるも逆に誘ってセックス→コートの下に変態チックな下着をつけてトイレにあらわれセックス→映画館で集団フェラ&ぶっかけ→病院の待合室で警備員2人に、という構成。
いずれも恥ずかしい場所でめちゃくちゃにされたいという願望をもつもえちゃんが男たちにその願望をかなえてもらっているかたち。嫌がっているのにそれが望みというナースもえちゃんの変態性がくっきりと浮かび上がってきます。
その中でもトイレのパートと映画館のパートを特におすすめしたいと思います。
変態じゃないと言うド変態
おすすめのひとつのトイレ。
コート姿のもえちゃんに男が変態なんだろ、と言われ否定するもえちゃん。しかし言われるままに開いたコートの下はノーブラで下半身は股間と太ももの部分ががばっくりとあいた網タイツ。めっちゃエロいです。
こういう場合、ばっとコートを開いて変態でエロい私をみてえ!というノリになりそうですが、天使さんの場合はやはり秘めて湿った色気。もじもじと恥ずかしそうに困った顔をしながらコートを開き、男に見られてからもうねうねと体をうねらせならが恥ずかしそうに視線を受けます。
痴女ではあるのだけど、自分の痴女性をオープンに相手にぶつけていくのではなく恥ずかしい姿を自分で本当に恥ずかしがりながらその羞恥に快感を覚えていく。そしてそれを自分の内側でかみしめるように内へ内へと欲望を集中させていく。
変態的な行動なんだけど立ち居振る舞いや雰囲気表情は、過剰に淫乱な表現をせずにあくまでふだんの清楚でおとなしいビジュアルを保ったままなのがそそります。
いうなれば「アへらない痴女」という立ち位置。かえって変態性を高めていると思います。
変態性が徐々に
男はあせらずにゆっくりとその変態的な姿を見ながら体を触っていきます。見られながら感じるもえちゃん。クリをいじられ高まっていきます。男が「もう気持ちよくなっちゃったの」と聞くと絞り出すような声で「かばんの…なかにある…バイブ…使ってください」と告げます。
自分から誘い自分から変態的な下着を着て自分からバイブをおねだりしているのに、とても恥ずかしそう。このやっていることいっていることと表情のギャップが脳に来ました。めちゃくちゃ刺さります。
そしてバイブを口元に差し出されると恥ずかしそうな表情とうってかわってねっとりと舐め上げていきます。
そしてそのままクリをいじられながら「大好きなんだろ」と聞かれ「大好きです。気持ちいいの」ととうとう認めます。
そしてバイブを挿入され自分でするように言われて自らバイブを動かします。コートをはだけ腰を突き出しうねらせながら感じるさまは痴女そのもの。男に写真を撮られまくる中バイブで行きます。
しかしかわいらしい声と恥ずかし気な表情はそのまま。「痴女だけどアへらない」このスタイルがたまりません。
ここでペニスを出す男にもえちゃんは舌を出して迎えに行きます。しかし男は舐めさせません。もえちゃんはたまらず「舐めさせてください」と懇願します。しゃがんだ状態で舌を出しながら上目遣いでなんどもお願いする姿がそそります。
ようやく咥えさせてもらいしゃぶるもえちゃん。バイブも動かすよう言われます。イキそうになると「咥えながらいけ」。そのとうりにイクもえちゃん。征服感があります。
いよいよペニスを入れてほしがるもえちゃんですが男は立ったまま激しく攻めていかせまくります。立ち姿のままイクもえちゃんが良いです。そして再びフェラ。これがほしくてたまらないという表現としてのフェラはいつみてもいいものです。もえちゃんの表情もすっかりスイッチが入っています。
そしてバックからの挿入。ここで初めてコートをすべて脱ぎます。もえちゃんの華奢できれいな体のラインと丸みのあるかわいいお尻に黒のエロい下着がとてもそそります。無理やり着せたような変態的な下着なのに自ら望んでつけていて、ここで挿入をおねだりしていると考えるととても興奮します。
このあとは男に思う存分ついてもらうもえちゃん。もっともっととおねだりしてのめり込んでいきます。体位はさまざまに変わりますが今回は立ちバックが絶品。白い肌に黒い下着がとにかく似合っててエロティック。きれいな体のラインを堪能できます。
そして最後まで「いや。いや」といいながら「無理やり犯されている自分」に興奮してイクもえちゃんがとても変態です。
必見のドロドロ
もうひとつの見どころは映画館。「ポルノ映画館にひとりでいるので気づいた人触ってください」というナレーションから始まります。
もえちゃんが座るやいなや触り始める男たち。さっそくフェラさせ始めます。
バイブを入れられ、集まってきた男たちをかわるがわるフェラ。連続でザーメンを顔で受け止めます。やはりかわいい顔がドロドロになっていくのは男の本能を刺激しますね。
量も十分ですし、かかる範囲も前髪のあたりから目の周辺、頬、口元とまんべんなくで、顔中ザーメンでいっぱいにされてしまうという表現としてとても良いです。
痴女ということ
「痴漢されたい変態女」というと嬌声を上げて男にガツガツとおねだりするような淫乱系の痴女またはどろどろと欲望を体と言葉で表現して崩れていくM女、あたりをイメージします。
しかし今回のもえちゃんはいずれにも当てはまりません。自分の中に秘めた欲望。それは「恥ずかしい場所で恥ずかしい格好をして辱められながら無理やり触られ犯されたい」といいう願望でした。
しかしそれは初めからオープンにされることなく男たちが徐々に引き出していきます。というよりもそうした変態性を「いや」「だめ」「ちがう」と自分では否定する一方で男たちに引きずり出され、その引きずり出された変態性にのめりこんでいくという過程そのものがもえちゃんの欲望であり快感なのだと思います。
清楚でかわいらしいたたずまいの女の子にそんな歪んだそして大きな欲望が秘められているという表現にとてつもなく興奮しました。
秘めた欲望あるいはむっつりスケベ
もえちゃんの個性のひとつはしっとりと濡れたエロスにあると考えています。その個性を上手に生かした作品は素晴らしい仕上がりになります。特におすすめした2つのパートはそのエロスをじっくりと引き出していました。特にトイレのパートはちょっと尋常じゃないくらい色気があふれ出していると思います。
「痴漢願望」「色情狂」という刺激的なワードに目が行ってしまいますが、しっかりともえちゃんにあったテイストに昇華した制作陣に拍手を贈りたいと思います。
もえちゃんの秘めた欲望を感じさせる部分、下世話な言い方をすれば「むっつりスケベ」な部分をしっかりと作品で表現した良作です。
振り返ると・・・
おすすめしたパート以外もほんとうにいやらしく出来上がっている作品です。体のラインもとても奇麗に出る撮り方をしていて満足度が高いです。
まだ、体で感情を表現するという高みに少しずつ踏み入れたかなという時期だと思いますが、セリフで説明を尽くさなくても秘めた感情抑えた欲望をしっかりと表現し、ある時点で一気に解放していくという個性はこの段階ではっきりしているなと感じました。
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