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もえちゃん初のドラマもの＆レイプもの
もえちゃんがレイプモノに初挑戦。初のドラマ作品でもあります。トラブルがきっかけで脅されるようになり犯されるという定番ものだが、犯すほうも犯される方もどこか乾いていて、独特の雰囲気が出ています。可憐な少女が抵抗できずに、というのが好みの方におすすめです。
タイトル通り淡い恋ごころを寄せる幼馴染の男が事故を起こして先輩に脅されているのを聞いて、身代わりのように体を差し出すが、その幼馴染はその先輩とつるんでいて幼馴染からも犯されてしまう、というストーリーです。
ロッカールームで先輩に犯される→学校の一室に連れ込まれて先輩と仲間たちに集団でフェラ強要→行為の写真を見つけた別の生徒に教室で犯される→金にするための映像をとるために縛られておもちゃ攻め→幼馴染も加わって集団で犯されるという構成。
トラブルをきっかけにいいなりになって犯されるもえちゃんですが、好きな幼馴染のために我慢するということで基本的にはいいなり。おとなしくてかわいらしい美少女がなすすべもなく犯されてしまうのはかわいそうでありつつ興奮します。
どことなく乾いた空気感と現実感
興味を引いたのは犯すほうの男たちの描写。ある意味淡々としています。特にもえちゃんそのものに執着するような描写や、とにかくセックスしたいとい欲望が高まるような描写はありません。またなにかもえちゃんを堕としてとことんまでいじめるとか凌辱するとかそういう粘着質なものもないです。
全体から受ける印象としてはエロい映像や画像を撮って金にするついでにセックスというようなノリですし、溜まってるからやれる女でノリで欲望を吐き出している、別にこの女がどうなっても関係ないし、あとのことも知らん、というような衝動的な感じです。
もえちゃんも、犯されて崩壊するとか次第に気持ちよくなってしまってとかという流れにはなりません。淡々と翻弄され続けます。この感情の起伏が少ない乾いた感じが妙に現実感のようなものを感じさせました。
これで、延々ともえちゃんを感じさせようとかセックスして射精する以外のプレイをネチネチとやりはじめたらとたんにおじさん臭がするかもしれません。若者なら基本衝動的に出して終わりですから。またもえちゃんのほうも、次第に感じるようになり…みたいな演出をいれてしまうととたんに「おっさんのファンタジー」になったりはします。
レイプもののひとつの側面である女性を執拗にモノのように貶めたり暴力的に扱ったりという要素ははっきりと取り除かれ生々しいディティールのリアリティは排除。粘着質な空気や陰湿な雰囲気はなく、もえちゃんは金と欲を満たす存在としてある意味ドライな扱われかた。そして女優さん男優さん双方の演技がとても抑制的になっていて、騒がしい感じや浮ついた感じがない。
設定はなんというか使い慣れれたものを使いながら「ありがち」ではない空気感をだそうとしているのかなと感じました。
美少女がとことんやられちゃうという見どころをひたすらに
クライマックスのは幼馴染の裏切りがわかり、絶望の中で犯されます。
ここでも、男たちは抵抗するもえちゃんを時にあざ笑いながら犯すのですが、怒鳴ったり脅したりということはなく、逃げられないことをわかってどちらかというとひたすらやり続けます。許してといってもやめずにお構いなしにかわるがわるに犯されてしまいます。健気な子が面白半分にやられまくってしまう、という描写が好きな方にはグッとくると思います。
ラストも欲望を満たした男たちはもえちゃんに関心を失い去っていきます。もえちゃんは泣き崩れたりすることなく呆然とどこかを見つめいる。こうして私の初恋は終わました、というナレーション。静かに横たわるもえちゃんをずっと写すカメラ。性欲というものを取り巻くシチュエーションでありながら、双方から感情が失われているような描写にやはり乾いたものと不思議な現実感を覚えました。
もえちゃんは文句なくかわいく めざす世界観も良かった
清楚でおとなしくかわいらしいもえちゃんの雰囲気を生かしてレイプものを作るとどうなるか、というのがこの作品の位置づけだと思います。バイオレンスを排除してどうスリリングに作るかというところは難しかっただろうなと推察しました。
もえちゃん自身もまだ演技力をこれからつけていくところ、という段階という意味で言うとストーリーと構成展開、演出、男優さんの演技、もう一工夫あると、目指すところにより近くなったのかなという気がします。作品の空気感はべたべたの定番でないものを目指そうという空気を感じました。
制服姿のもえちゃんは抜群に可愛いし、華奢で白くてきれいな体はそれだけで十分な魅力なのはかわりません。そんなもえちゃんが無理やりやられちゃう、とてもかわいそうだけど健気にも見えてしまう。その姿を見られるというだけで価値のある作品です。
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