定番をシンプルにストレートに
かわいい子が感じまくるイキまくる姿を余計な雑音なくずっと見ていたいという欲求に一直線にこたえてくれます。定番中の定番でもある大量潮吹きをもえちゃんでも、というシンプルな作品。潮吹きはもえちゃんとしては頻出しないプレイ。新たな引き出しが開かれてます。
エステを訪れたもえちゃんがひたすらイカされ潮を吹きまくる前半のパートと、快感が忘れられず再訪してしまったもえちゃんが、挿入までされてやっぱり潮吹きながらイカされまくる後半のパートで構成されています。
イカせに徹するマッサージ師
エステを担当する男は悪徳エロマッサージ師というよりは、職業的イカせ屋みたいな立ち位置です。とにかくもえちゃんをイカせることと潮を吹かせることに徹します。後半のセックスのパートでも、自分が気持ちよくなるという側面はなく、より潮を吹かせ、イカせるためにペニスを活用する、というようなスタンスです。
あくまでマッサージですというスタンスを貫いてくれるとより女性の乱れっぷりが際立って個人的には好きです。特にVol.1ではおもちゃや器具などが出てこず、オイルと手でじわじわと墜としていくので落ち着いてもえちゃんのイキっぷりときれいな体に集中できるのがいいです。
もえちゃんの立ち位置
もえちゃんの立ち位置はどうでしょうか。「嫌がりながら感じさせられちゃう」「気が付くとすっかり乗り気になってエロモード」いろいろパターンは考えられますが、今回のもえちゃんは「困惑しながらも感じてしまって逆らえなくなり、必死に耐えながらやっぱり感じちゃう」という演技。
この「自分がおかれた状況に困りながらも覆せないままなし崩し的にやられて気持ちよさに流されてしまう」というのは「受け」に回った時の天使さんの良さが最大限に出ると思う設定のひとつです。「嫌がりながら」ではなく「困りながら」というところがポイントです。
本来は嫌がっている演技なのですが、嫌がり度が絶妙の弱さのために「困り」に見えるのと、そのモードのまま快感に墜ちていくので、「ほんとは嫌なはずなのに・・・」がこちらも絶妙の強度で残ったまま絡みに移行するのが、上に蓋はしてあるけど中は火がついてしまっているというふうに見えてグッときます。
場合によってはそれが決壊する瞬間も見えてますますグッときます。「ずっと嫌がる」のはあまり好みに合わず「すぐアヘっちゃう」というのも物足りないという人におすすめなエロの表現だと思っています。
以下、この作品のなかでもえちゃんの体が特にきれいでエロティックに見えたおすすめシーンを紹介したいと思います。
おすすめ1・やっぱり脇が好き
さっそくエロモードのマッサージで触られまくる10分過ぎ。グッと腕をつかまれて後頭部に手を組まされて脇全開になります。脇の下の美しさは絶品ですし、華奢な体つきでありつつ肩周りがしっかりしていて適度に肉感的なのがセクシーなのです。そのままオイルを垂らされて胸をじっくりとマッサージされます。恥ずかしいといいながらされるがままになるのもえちゃん。困惑しながらも体をよじって感じる姿がおすすめです。
おすすめ2・やっぱりお尻が好き
パンツを脱がされて潮を吹かされてから四つん這いになるように指示される22分ごろから。バックから指を入れられて動かされます。この時のお尻のアップがとてもきれいでセクシー。細い腰からプリッと丸く曲線を描いているのがとても素敵です。このきれいなお尻から潮が吹き出るのがそそります。
おすすめ3・濡れて光るふともも
26分過ぎから。再び仰向けになって改めてオイルを体中に垂らされるもえちゃん。さきほどまでは主に上半身がオイルで濡れていたのですが、こんどは脚のほうまで。この時のウエスト周りから開いた脚と股のくぼみを通ってまた太ももに伝っていくラインがきれいにオイルで濡れて光っているのがとてもきれいでセクシーです。腰が小刻みに痙攣することで光り方の具合がかわるのもとても良いです。それをじっと眺めていると急激にガクガクしはじめて大量に潮吹き。興奮します。
おすすめ4&5・珠玉のおねだり
さんざんイカされて終了時間になった28分すぎ。「もうちょっとだけお願いします」とか細い声でおねだりしてしますもえちゃんがめちゃくちゃかわいいです。「次のご予約がありますので」とクールに断られるのがまたもえちゃんだけが乱れてる感じが出てて効果的です。
このあと別の日という設定の次のパートの最初に。ここで普通の施術から始めようとするマッサージ師に「この前の続きをしてほしいんです」とおねだりします。「この前のといいますと?」と聞きなおす男に「この前のをもっとしてほしいです」とさらにおねだり。最初のおねだりの時の恥ずかしそうな表情と言いよどむ感じ。そして二回目のおねだりのときのさらに恥ずかしがりながらもどことなく嬉しそうなニュアンスの表情がほんとうに素晴らしいです。剥き出しの欲望じゃなくて、秘めた欲望が漏れ出る感じ。もえちゃんのむっつりスケベは最高です。
おすすめ5・再びのお尻
35分過ぎからは2回目のバックからの攻め。お尻の痙攣がさらに激しく。潮もさらに大量にでます。ここから上体を起こして立ち膝のまま潮を吹かされる流れは「もえちゃん気持ち良さそうだなあ」と思わず言葉が出てしまいました。
おすすめ6・感じるからだがきれいです
ついに挿入されてしまうもえちゃん。46分過ぎから。体がきれいに見えるように基本的に体を離してピストンするのは親切設計です。見せたいものがなにかしっかり捕まえられています。「もえちゃんが男に攻められている姿」を見せるのではなく「もえちゃんが感じている表情と体と動き」を見せる。同じようでいて全然違うので、そのあたりの方向性がはっきりしているのは好感がもてます。
余談ですが、マッサージ師が「私の施術棒が・・」というセリフをいうのはなんとなく昔懐かしいAVのスタイルを思い出しました。こういういいまわし、よくあった記憶がありますね。
おすすめ7・「天使の騎乗位」は絶品です
50分からの騎乗位。やっぱりもえちゃんの騎乗位は良いです。ほっそり華奢な体とかわいらしい顔のもえちゃんの腰が独立した生き物のように激しく動く様子は何度見ても淫ら。ギャップですね。
激しく前後にグラインドしてイクもえちゃん。ガクガクと痙攣しますが、さらにこの痙攣によってペニスが気持ちいところに当たってさらに快感が増し、さらに激しく前後にグラインドしていき、またイク。無限ループのように感じていく姿にとても興奮します。
このシーンの元をたどると、マッサージ師が「自分の気持ちいいところにあたるように上に乗ってください」というセリフから始まっています。つまり、もえちゃんは自分で気持ちいところにペニスを当てているわけです。
もし、もえちゃんが前述した無限ループを引き起こすことを始めから想定して、この動きをしていたとしたら、と考えるととてつもなくエロいです。おとなしそうな雰囲気の裏に気持ちよくなりたいという欲望を隠しているというもえちゃんの「むっつりスケベ」を改めて感じることができると思います。
おすすめ8・小鹿のようにプルプルと
55分すぎからのバック。男優さんの股下越しの画角というのは女優さんの表情は見えないし、まず男優さんのお尻が目に飛び込んでくるしであまり好きではないのですが、今回だけは別。バックでピストンで突くたびに潮が噴き出るさまがめちゃくちゃ興奮します。
もえちゃんの脚も男優さんの脚も潮を浴びて濡れるのがとてもよい。そしてもえちゃんが濡れた脚のプルプルと震えさせながら立ったままイクシーンは好きじゃないアングルにもかかわらず不覚にもゾクゾクしました。立ったまま何度もイって膝から崩れ落ちる様子は征服感もあり屈指のそそるシーンになりました。
定番をどう見せるか
液体の量や痙攣の回数を強調したタイトルも最近の流れですし、ポルチオエステというのもマッサージエステものとしては定番中の定番。このため視聴前はどういう風にあまつか流にアレンジしてくるのかなと想像を巡らせていたのですが、直球の流れで来たのは少し驚きでした。
もえちゃんでは珍しい潮吹きを見せつつではありますが、体の反応と表情だけで作品を引っ張っていくのは「女優そのものの魅力で見せる」という本来の意味での専属女優の王道ではあります。しかし実際には相当な勇気がいることではないかと思います。
FALENO期の作品としては「天使の騎乗位」と対になるような作品だと思いましたが、ちょうどおなじWILD・SEVEN監督の作品でした。あるいは監督の作風なのかもしれません。
前述したように液体の量や痙攣の回数が強調されていますが、そこに極端にフォーカスしないのはいつもの「あまつかスタイル」だと思います。むしろ強く印象に残るのはもえちゃんのきれいな体。「いつものようにだけど、この時は何かトレーニングしているのかな?」とか、やっぱりもえちゃんのエロさはお尻に集約されるな」とか「やっぱり脇なんですよ」とか、いろいろと感じる時間があるくらいじっくりと見ることに集中できます。いろんなところが好きだけど、なかでももえちゃんの体つきが好き!という方に特におすすめしたい作品です。
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