笑顔の天使と淫らな小悪魔が同時にあらわれます
VOL1で作品の世界観をしっかり提示して、VOL2でより自由に遊ぶという分割配信になってからのあまつか作品の流れを踏襲。ちょっとコミカルなテイストも入れつつ、優しく楽しいあまつか先生がエッチに遊んでくれます。
寝起きにいたずらされてからのオナホで攻め返し→「園児」2人の先生の取り合いからの仲直りの3Pという構成。ニコニコと何でも受け入れて、いたわるようにセックスするキャラクターから後半から気が付くともえちゃん自身もセックスを楽しんでいくキャラクターに変わっていく、そんなラストの絡みに注目。「園児」を笑顔でよしよしする一方で淫語を口にしながら「園児」のペニスで淫らに悶えるコントラストがめちゃくちゃそそるポイントです。
キャラ設定はキープしながら、いろんな要素を組み合わせて演技していくのがほんとうに上手なもえちゃん。今回もひとつの絡みにいろんな要素が詰まってるのでぜひ自分はどんな要素が好みか探り当てながら楽しんでほしいと思います。
至高の寝起きシーン
優しく寝かしつけてくれたもえちゃんが逆に寝てしまったので、その隙にエッチないたずらをするという定番の展開のスタートです。このもえちゃんの寝顔がめちゃくちゃかわいいです。
このかわいさはどこから来るんだろうと思ったのですが、「くちびる」ですね。普段は強い印象を残す目に視線が行ってしまってあまり意識しないのですが、寝姿で瞳が閉じられていることで、ほかのパーツに目が行くようになります。そこで真っ先に飛び込んでくるのが唇。ぷっくりとしてて、少しあどけない印象がありつつもとてもセクシー。白くてほっそりとした顔とのマッチングがとても良いです。
そこからなぜかおもちゃ箱に入っているローターで寝ているもえちゃんを攻めていきます。眠りながら感じていくもえちゃんがまたかわいいです。そして、目が覚めて「寝てる先生にいたずらしてたの」と語り掛けるのですが、このしゃべり方が寝起きっぽく、甘える感じでグッときます。表情もトロンとしていて愛らしい。カップルのいちゃいちゃトークのようにも聞こえるのが良いです。時間にするととても短い間なのですが、このシーンは必見。何度も見たくなります。
楽しい遊び心と視点の問題と
目が覚めたあとはもえちゃんの反撃。目隠しをされてくすぐりです。「こちょこちょこちょー」とくすぐるもえちゃんが楽しそうです。そこからの四つん這いにさせてオナホールでしごく、というのはかなり意外性のあるプレイでした。ここでももえちゃんは楽しそうです。
意外性のある遊び心ともえちゃんの楽しそうな表情で十分お釣りが来るのですが、少し視点をどう置くか迷いがあるのかなと感じました。このパートは完全主観ではなく、男優さんの体全体と顔の一部が見える形で進行します。ただ男優さんはもえちゃんの投げかけには反応しません。つまり主観映像が継続しているという理解なのですが、一部とはいえ顔が映ってしまえばもう画面の向こうの別の人が生まれてしまうので、なかなか主観として見ることが難しいです。そしてオナホのシーンもしごかれている男優さんの体全体を見ることになるので、ここも主観として見ることは難しいです。vol1を完全主観で押したのでバリエーションを出すことには意味があるかとは思いますが、パートのはじめを完全主観ではじめたら出口も完全主観で通してほしいと思ったのが正直なところです。
どこか懐かしい展開と新鮮な視点の3P
最終パート。園児二人で先生を取り合ってケンカに。もえちゃんがたしなめて、みんなで遊ぶと楽しいよ!と3Pに突入。このあたりは懐かしささえ感じる展開です。たくさんのAVを見ているわけではないですが、あまりこういうベタなコミカル展開は最近見かけない気がします。怒るもえちゃんがやっぱりかわいいです。
先程は迷いという観点から視点の話をしましたが、このパートは完全主観映像にしつつもうひとりの園児役の男優さんを登場させています。主観もので女優さんが複数出てくる場合は基本的に登場人物の関心は視点の主である自分に向かってきますが、男優さんが登場すると女優さんと自分の世界が破れて女優さんとその男優さんという関係が生まれ客観映像的な効果が出てくるのが面白かったです。NTRでは視点の主に見せつけるという形で使われることがあると記憶していますが、一緒に3Pで楽しもう!というノリで使われているのを見るのが初めてだったので自分にとっては新鮮でした。
もえ先生の役回りの変化
もえちゃんの役回りもここで変化します。世界観を提示するVOL1では、優しく笑顔で何でも包み込んで受け入れてくれる先生でしたが、このパートではそのキャラクターはしっかりと維持しつつも自分も園児たちの攻めで気持ちよくなろうとするという部分を出してきます。VOL1では性欲をムズムズするもの・なにか不安なものと位置づけ、それをもえちゃんがやさしく解消してあげるというスタンスでしたが、VOL2のこのパートでは性欲そのものとして扱う意味合いが濃くなり、もえちゃんの反応もそれにあわせたものになっています。
先生としてあやし女として快楽をむさぼる
この変化の結果もえちゃんは先生として男をあやしながら女として快楽を楽しむことになります。これがとてもいいです。園児2人を仲直りさせ一緒に遊び気持ちよくしてあげるという形をとりながら、実は2人が自分を気持ちよくするように上手に誘導しているという風に見えてとてもそそります。
「お姉さんが優しく導いてあげる」系の表現ではあるのですが、性欲バリバリの子を、というより「あんまりよくわかってない子を使って自分が気持ちよくなる」という流れにすることで「おねショタ」の要素が強く感じられてかなり好みでした。いろいろな流派があるのであまりこれはおねショタだ!と強く主張するつもりはないですし制作側がどこまでそこを意識しているかはわかりませんが、小さな子が好きとか何も知らない子が好きという表現をせずに、ここまでおねショタテイストを出せているのは、もえちゃんの今回の母性溢れる演技力のたまものだと思いました。
また画面に出てくるのはお名前を存じ上げないので申し訳ないのですが、もえちゃんの作品にもよく出ているいつもの安定感ある男優さん。この方はすごく気配というか存在感を消すのが上手なかたなので大人が子供のような演技をするときにどうしても感じてしまうコント感が薄めになり安心してみていられます。この男優さんがダメというのではなく自分勝手な欲を言えば、少年ぽい雰囲気のある男優さんだったらもしかすると自分の好み的には完ぺきだったかもしれません(こちらもお顔は浮かんでいるのですが、名前がわからないので申し訳ない気持ちです)
ここまで書いて裏返すようですが、付け加えるなら特に「園児」は子供の設定でもないわけです。大人がすべてを忘れて子供に帰って天使先生とバブバブするという設定でもあるわけです。実はこの見る側の設定がどうとでも取れるようになっていて、もえちゃんもそれに合わせてまったくの子供に対する接し方ではないし、かといって大人に対する態度でもないし、でもとてつもなく甘やかしてくれるという演技をすることで見る側受け取る側の自由度を上げてくれている気がします。
そんな最後のパートのおすすめシーンを3つ紹介します。
おすすめシーン1 なでなでとフェラ
おすすめの1つめはもえちゃんが顔面騎乗しながら男にクンニさせながらフェラするシーン。30分過ぎの上手だね、と頭をなでなでしてほめつつこちらを見つめてフェラする場面がたまりません。「みんなと遊ぶのたのしい?先生も楽しいよ」とニコニコの笑顔を見せてくれたそのあとで、クンニで行ってしまうセクシーな表情もその落差を楽しんでほしいと思います。やはりもえちゃんの顔が近い画角は最高ですね。
おすすめシーン2 負けちゃうもえちゃん
おすすめの2つ目はバックで突かれながらこちら側をフェラするシーンの39分過ぎから。「先生負けちゃう」「ふたりのおちんちんに負けちゃう」というセリフにグッときます。堕ちる感じもたまらないのですが、言い方がとてもかわいくて、とてもいいです。この後そのままイかされてしますのですが、そこからこちら側を「君もおまんこにいれたいよね。おいで」とニコニコしながら誘う流れまで含めて最高です。
おすすめシーン3 できるかな?
おすすめの3つ目はラスト4分ごろからのふたりのフィニッシュシーン。1人目は先生のお口に出してごらんと舌を出して指さすのがエロい。「上手にお口にびゅーってできるかな?」そしてフィニッシュの態勢に入ると「ほらおいで」と手を広げて招きながら舌を出してザーメンを受け止めます。字面だけだと痴女っぽくもありますが、雰囲気も口調も甘々でたまりません。2人目は「おちんちんうずうずしたら先生のここにびゅーって出すんだよ」と舌を出して誘います。一人目のときよりもよりエロいです。そして「ほらおいで」と腕を伸ばしてくれて「きもちいいね」と頭をなでなで。さらに「先生のお口にびゅびゅーって出して」おいでと手を握ってくれます。たまらずフィニッシュしますがザーメンは口をとびこえてしまいます。きらきらとした目でお掃除フェラ。「ふたりとも的ははずれちゃったけど上手にいっぱい出せたね」褒めるもえちゃん。最後まで優しくてすべてを委ねたくなります。
笑顔のラストの満足感
ラストは「ふたりで遊んだほうが楽しかったでしょ」「これからもみんなでいっぱい気持ちいいことしようね」とニコニコ。何よりいちばん楽しそうなのはもえちゃんな気がします。笑顔も包み込むようなふんわりした笑顔からキラキラとした笑顔に。満足感が表れているような気がします。
癒されながら・・・
とにかくもえちゃんが楽しそうなのが最高です。優しい言葉と淫語、かわいらしい笑顔と感じる表情が目まぐるしく入れ替わることで、トータルとしてめちゃくちゃ淫乱な感じがするのが良いです。エッチでふんわり優しい先生とも見れるし、ネジが一本外れたドエロい痴女先生とも見れる。もえちゃんの演技のもつ多義性というか多様な解釈可能性が今回もしっかり発揮されています。しっかり抜けるエッチなものは見たいけれど、ドロドロした設定はわずらわしいし、刺激が強すぎるのも疲れる。興奮するというよりむしろリラックスするくらいに癒されながら抜きたい。そんな気分にベストマッチする作品です。
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