【敏感で快楽に弱いM美人が】
美人CAもえちゃんが最低なセクハラ機長に徹底的に攻められ、敏感で快楽に弱いM属性を暴かれ墜ちていく。凜とした姿と表情のもえちゃんが抑えたトーンから次第に快楽に乱れていく姿が美しくも淫靡な作品です。
本作はVol.1。Vol.2まで続くうちの前半戦のパートにあたります。
【作品を楽しむために~セクハラ機長のキャラ】
目上の傲慢なセクハラ男が、目下の女の子にやりたい放題となると、自分の欲望の赴くまま強引に乱暴にとなりがちです。しかし今回の作品における機長はとにかく正攻法にじっくり攻めていって、もえちゃんの快感を引き出していくスタイルなのが印象的です。
機長には自己顕示欲が強く、自分の力や技量を誇示したい、他人より上に立ちたい、という性格付けがされています。この性格を反映してプレイも自分は女を気持ちよくさせることができる、精力があることを見せつけてセックスで相手を屈服させるということに快楽を感じている人間として描いていると解釈しました。
冒頭のドラマパートでもえちゃんに延々と自慢話をしたり、店員をネチネチいびったりという機長の気質をはっきり描く。そのうえで機長の気質を絡みにきちんと結び付けていくことで、作品中のセックスの納得感を高めることに成功しています。
この機長のキャラクターを飲み込んだうえで見るのが、今回の作品をより楽しむためのポイントのひとつだと思います。
【敏感体質とねっとりと】
髪を結い上げたキリッとした表情のもえちゃんがとても美しいです。メイクもいつもよりぐっと大人っぽくシャープに。今回は眉のメイクが印象的です。制服姿がとてもよく似合っていて素敵です。
相部屋にさせられたもえちゃん。機長に酒を勧められ、隙を見て薬を入れられます。
この薬は眠らされた後、なんとか起きていられるけど体が思うように動かなくなるくらいの効き具合という設定。
もえちゃんの動作をゆっくりとした動きに縛ることで全体にねっとりとした雰囲気に。カッチリしたビジュアルと相まって妖艶さが増します。
身体をまさぐられるたびに黒ストッキングをはいた美しい脚がゆっくりとうねうねと動くのがそそります。
その流れで機長が連続でもえちゃんの股間を集中的に攻めていきます。パンツごし、クンニ、指を入れて、と方法を変えながらイかせていきます。抵抗しようとするが、体がゆっくりにしか動かないので、逆にいやらしい動きになってしまう。そして体も敏感になっていてすぐに絶頂に達してしまう。
敏感で快楽に耐えられないもえちゃんの属性が早くもあきらかになります。さっきまでキリッとしていた顔が快感に悶える様子がたまりません。
定番だと次はフェラということになりそうですが、機長はいきなり挿入。お決まりのようにフェラを挟まなかったのはとても良いと思いました。ここまで攻めて気持ちよくさせたのだからこのまま一直線に俺のペニスで行かせまくるのだ、という自分大好き自分自慢の機長らしいチョイスだなと感じることができました。
【入れた瞬間に・・・駆り立てるM属性】
1番目のおすすめポイントは27分30秒すぎ、この機長の挿入からのシーンです。もえちゃんは入れられた瞬間、自分で小刻みに激しく腰を振り始めます。機長に「自分から腰ふってんじゃん」と嘲られても、やめずにそのまま感じまくります。あんなに嫌がっていた鼻持ちならない男の思惑通りに体が反応してしまうわけで、完全に感じてしまってもう思い通りにさせられてしまうんだなと思うとゾクゾクしました。
こうなると、もえちゃんの甘くかわいらしい声から発せられる「いや」「だめ」という言葉はSっ気を刺激する強力なスパイス。嫌がりながらイクたびに腰を男に擦り付けて痙攣する姿は美しくもいやらしく、興奮します。
このあと態勢を変えてバックに移行するところにも注目です。もえちゃんは何とかベットから逃げようとうつ伏せになるのですが、体がうまく動かないので機長に捕まり後ろから挿入されてしまいます。
シーンとしては「逃げるもえちゃんを機長が捕まえる」なのですが、みずから腰を振ってしまうほど感じきってしまってるという姿をさんざん見せつけられているために、ゆっくり体の向きをかえてお尻を突き出して誘っている、というふうにも見えてしまいます。嫌がっている気持ちと反応してしまっている体のギャップを上手に表現しているなと思いました。
そして1回目のフィニッシュ。顔の中心から顔全体そして髪の毛にまでかかるような勢いのある顔射。あまり発射シーンには興味がないのですが、さすがにグッときました。 傍若無人・自信満々のセクハラ機長なはずなのに「ごめんよー」と謝るのはご愛敬ですね。
【2度目のフィニッシュまでじっくりと】
その顔のまま再度寝バックの状態で挿入。ここでも機長は快感を引き出すようにじっくりと突いていきます。ザーメンがかかった状態で舌を少し出しながら快感にあえぐ表情がとても猥褻です。
2番目のおすすめポイントはこのあと34分過ぎから。もえちゃんは軽くイったあと、再度自分から機長に腰をぐっと擦り付け動かしていきます。「いや、抜いて」といいつつ激しく腰を振る姿に高まります。
ここから騎乗位と腰を浮かせた状態であおむけになってより深く突く体位を中心に。フィニッシュまでの流れは言葉が極小になり、とにかく一心不乱に感じまくりイキまくるもえちゃんがとても魅力的です。体のラインが奇麗に出るアングルが多め。我を忘れて思いっきり乱れているのにどこか品がある美しさ。とても満足感があります。
【後半の冒頭は必見です】
後半の絡みはバスルーム。
3番目のおすすめポイントは絡みの部分ではなく44分過ぎからのこのシーンの冒頭。ここは逃さずに注目して欲しいところです。
もえちゃんがシャワーを浴びているところに機長が入ってきて後ろから体をまさぐってきます。
嫌がりながらもほとんど抵抗すること無く、しかも敏感に反応して感じてしまうもえちゃん。まるで機長を受け入れてしまっているようです。前半から進んで、より体が感じきって機長の攻めになじんでしまっていることが表現されます。
「体は正直だな」というのは定番の流れではありますが、言葉は嫌がっているのに、体の動きと反応はまるで恋人にされているそれのように妖艶に動くというのはかなりくるものがあります。このあともいいように責められてイかされまくるもえちゃんが見られるのだなという期待感が膨らむシーンです。
【そしていいなりに 「完墜ち」への期待感】
その期待通り、もえちゃんはやられ放題になるわけですが、感じ方がとても良いです。快楽に耐えきれないといっても、大きく体をうねらしたり激しく動いたり大きく叫んだりすることはありません。薬の効果で思うように動けないという設定がきちんと続いています。抵抗できないまでもせめて感じないようにしているんだけどやっぱりしっかり感じてしまい、機長に完全に体を委ねてしまっている状態が征服感を刺激します。
そのことが象徴的に表れているのは57分すぎからのフェラからの一連。
さんざん攻められたあと座らされるもえちゃんが口にペニスを強引に突っ込まれます。咳き込む姿が苦しそうです。さらに前後にフェラしますが、もっと奥までとイラマチオ気味にピストンされます。さらに咳き込むもえちゃん。お湯で張り付いた濡れた髪もあいまって悲壮感が漂います。
その直後、機長はもえちゃんを立ち上がらせて引き寄せてキスして股間をまさぐります。
ついさっきまで苦しい思いをさせられた大嫌いな機長の行為なのに、もえちゃんは体を素直に預けてやっぱり感じてしまいます。この完全になすがままに言いなりになってしまった感じはなんともいえない淫靡な感じを醸し出しています。
この後も機長にイかされ続けるもえちゃんですが、ぜひ後半のパートは嫌なのに抵抗できずむしろ身をすっかり委ねてしまっている「堕ち」の感じを味わって欲しいです。このあとさらにもう一段堕とされるんだろうな、という予感に満ちたパートになっています。
【属性がにじみ出るような演技】
今回のもえちゃんのキャラクターですが、「敏感で快楽に弱いM属性」といえると思います。しかし、その属性を派手には描かずに絡んでいくうちに次第ににじみ出るようにしているのがとてもエロティックです。機長のほうは言葉で嬲りますが、もえちゃんはほとんどセリフらしいセリフを口にすること無く体で属性を表していきます。言葉ではなく絡みで感情を表現する高い力をもつもえちゃんの本領が発揮されていると思いました。
【強引すぎない「薬」の演出】
「薬」の位置づけも効果的。強い睡眠薬で気がついたらとか強力な媚薬でわかりやすく体を操作する、というのではなく「意識ははっきりあるが体の動きがゆっくりになる」というものにすることで、意識があるもえちゃんが自覚的に快楽にはまりこんでいく様子をねっとりとしたエロチシズムで表現することに成功しています。(念のため言及しておきますが、リアル世界での薬物使用を肯定する訳ではありません。あくまでAVというファンタジー世界のポーション的な役割をもつアイテムの効果として、という意味合いでご理解ください)
【再びセクハラ機長のキャラ】
再び機長についてですが、嫌な男だけではなく女性を扱うスキルと精力を持っている男として、わがままに自分の性欲をはき出すというよりももえちゃんをとにかく快楽に突き落とす、という方向のプレイスタイルにすることで、もえちゃんの演技をより引き立たせることに成功していると思います。
機長はとてもつもなく嫌な人間として描かれますが、もえちゃんを自分のモノにしようとか暴力的に隷属させようとか、もえちゃん自身に対する過度な執着の意識は見られず、過剰に追い込んだり辱める言葉を並べ立てるという粘着質な感じもありません。ある意味ドライにもえちゃんを攻めまくるので、あまり余計なことを考えずにもえちゃんが悶絶する姿に集中することができます。
【Vol.2が楽しみです】
後半戦に相当するVol.2では、もえちゃんがさらに墜ちていくのか別の展開があるのか、攻める機長のほうには何か変化が起きるのか。連続ドラマの続きのようにいろいろな想像ができます。これが分割配信のいいところかもしれません。
個人的な願望としては機長にはこのままドライにもえちゃんを攻めまくって、もえちゃんがより美しくより乱れる姿を見せて欲しいと思いました。後半から終盤に向けてどんな絡みが見られるのか十二分に期待させられました。
コメント